岐阜県警は12日、同県高山市の北アルプス・西穂高岳の標高2500メートル付近で、10日から行方が分からなくなっていた静岡市葵区の静岡県立こども病院医師堀本洋さん(63)と妻の無職睦さん(58)の2人を発見した。

2人は高山署で死亡が確認され、死因はいずれも凍死。

高山署によると、2人は尾根から約200メートル下の斜面で、約50メートル離れて倒れているのが見つかった。

2人は10日午前、日帰りの予定で入山。下山中に吹雪で視界不良となり、睦さんは登山ルートを外れ、足を滑らせて滑落したという。その後、洋さんから県警に連絡があったが、それ以降、音信不通となった。

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ルンルンで鹿児島を満喫していたので遭難事故があった事を全く知らなかった。

仕事中に臨時の会議があるから出るようにと師長に言われた。

医師も含めてかなりの人数が集められ、院長から今回の遭難事故の経緯の説明があり、初めて堀本先生が亡くなられた事を知った。

院長も登山をするようで、今回の日帰りコ-スは難関と言われている西穂高岳独標で折り返す特別難しいコ-スではないので、日帰りでも問題なかったと。

独標から先はかなり険しい岩場のようだけど、今回はその手前で折り返したが、戻るあたりから猛烈な吹雪になり、窪みで凌ごうとして奥様が滑落してしまった。

奥様から携帯で足を骨折してしまった、と連絡があり山荘などに連絡したのが14時頃。

山岳隊が救助に向かおうとしたが、天候が酷く困難で1時間毎に無線連絡を入れていた。

連絡がとれた最後が18時頃で、それ以降全く連絡が途絶えてしまったと。

堀本先生はどの時点でかわからないけど、奥様を救おうと急斜面を下った時に簡易テントを落としてしまったらしい。

地上からもヘリからもとても救助に行ける天候ではなく、12日にようやく快晴となり朝からヘリで遭難再開してくれたけれど…。

院長が現地でこのような説明を受けたとの事。

堀本先生はこども病院に31年も勤められて、私も若い頃からお世話になった。

最近は管理職という事で仕事でお会いする事はほとんどなかったけど、エスパルスを応援してくれて日本平にも来て下さりご挨拶させて貰った事がある。

院長の話しによれば、堀本先生はインストラクタ-さんと何度か雪山登山も経験しているし、トライアスロンをやられたりしていて、今回の登山は無謀なものではなかったと。

急激に天候が悪化した事がとにかく不運だったと…。

あまりの衝撃にしばらく仕事に戻れなかった…。

帰宅してヤフコメを見ると
「年のくせに身の程知らず」
「自業自得」
「山岳隊に迷惑かけてばかじゃないの」

など酷いコメントばかり…。

ちょっと山に行ってみよう的なものではないし、ネットでグダグダ言ってるだけのあんた達よりずっと鍛えてたよ と腹立たしく思う。

それに2日間視野の悪い吹雪の中、どんなに不安だっただろうと思うとたまらなく切ない…。

50m離れたところで発見されて、せめて先生が奥様のもとに辿り着けていたら…。


山はとても怖いイメージがあるけど、登ってみないとわからない素晴らしさもあると思う。

でも、これだけ多くの遭難事故があるからには天候をもっと考慮して入山許可を出すなり、ライセンス制にするなど早急に対策は必要だと思う。

車でも無免許運転したり、免許を取りに行けばどんなに下手くそで運転に向かない人も最終的には免許が貰える事にも疑問を感じるし、登山のライセンスとなれば尚更難しい問題もあるだろうけど…。

映画やニュースでなく、現実としてこんな写真での姿を見ると、このままではいけないように思う。