発達障害の夫が絶対に謝らない2つの理由
「ごめんなさい」や「ありがとう」を言わない。
発達障害の夫によくあるケースかと思いますが
我が家の場合も
それが原因で
何度も激しい喧嘩を
繰り返してきました。
私は特に人生の中で
「ありがとうとごめんなさいをしっかり伝える」
ということを大事にして
生きてきていましたし、
交際時の夫は
ありがとうもごめんなさいも
頻繁に伝えていくれる人だったので
「絶対に謝らない」という
考えへの変化を聞いたときは
1ミリも理解できずかなり戸惑いました。
夫のことを“怖い”と感じるようになったきっかけも
どんなに私が傷ついても
「謝らない」
これを貫いていたからかと思います。
いったい夫はなぜ断固謝らないのか。
その理由は2つありました。
ひとつめは
悪いと思ってやっていないから。
ふたつめは
ごめんという言葉では
何も解決しないから。
…よくわからないですよね😲🌀笑
詳しく解説していきます。
悪いと思ってやっていないから
これは夫いわく
謝る＝自分の非を認める
つまり
相手を傷つけようとして
その言動をとった
ということを認めることになり
相手を傷つけたい気持ちがなく
その言動をとった場合には
謝らない
(相手を傷つけたいという意思がないから)
ということになるのです。
ごめんという言葉では何も解決しないから
これも夫いわく
謝罪をしたところでやったことは消せないし
その後どう対処するかしか重要ではない。
なぜ自分には悪気がないのに
相手は嫌だと感じたのかを質問し
「それはそういう意味じゃないよ」と
伝えることは必要だが
謝るということはしないし
意味も感じない。
そうです。
逆に自分が嫌なことをされても
「謝ってほしい」と思うことはない。
その人と関わるのをやめるか
「ああ、そういう人なんだ」と
自分の中で終わらせるか。
とのこと。
…どちらも非常に正論のようで
私たちが生きてきた
社会での常識とは真逆。
私は
🔹人を傷つけてしまったら謝るし
🔹人が謝ってくれたら誠意を感じ許す
これがおそらく
社会の一般的な考え方ですよね。
この夫の中の
悪意のない揺るぎない正論と
私の中の信じて疑わなかった常識
が激しく衝突したのです。
そしてこれが
発達障害の方に多く見られる価値観
だと分かった後も
「この価値観に合わせなきゃいけないの？」
「私は感謝や謝罪の言葉に意味を感じるのは変えられない」
ととても悩みました。
でも、合わせなくて良いのです。
価値観が
同じもの同士であれば
共感しあえるし
違うもの同士であれば
補い合えます。
夫も正しく、
同時に私も正しい。
そう思えてからは気持ちがラクになり
夫の価値観を正そうと
思うことも
私の価値観を疑うことも
無くなりました。
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