庭師に目覚めた私(^?^) | ピアノのエチュード

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みなさま こんにちはо(ж>▽<)y ☆

このブログ、記事の更新を2か月ほどお休みしていましたが、
また始めます。今年も、どうぞよろしくお願いします!!DASH!

では、今年、1発目に、何を書くかというと、、、

私は、庭子?(にわこ、という名前)、、、、 になった話

本当に改名したわけじゃないけど、
昨年末から、暇さえあれば、いつも庭にいて、庭弄りをするようになったので、
そんな気分なのだ。爆弾

これまで私は、
庭に出ることは、ほとんどなく、
庭は窓から眺めるだけ、
雑草を抜くのが、気持ち悪くて出来なかったのに。。。。。
変わったものだなあ。。。
大変身目

昨年で、一番の収穫に思うことは、(自分の気持ち的にね^ドキドキ^)

年末になって、ガーデニングという、
本当に心から楽しいと思える、新たな一生の趣味を見つけたこと

趣味は心を潤します。

庭の造形に、わくわくするので、
どちらかというと、ガーデニングデザインにハマったな。。。。

頬かむりをして、お日様にポカポカ当たりながら、
庭弄りをしていると、とても気が休まるのです。

というのは、

昨年、秋に、
私の生家の京都の町家が、雨漏りをしてしまい、

それを機に、急遽、朽ち果てた玄関部分と庭に面した一部を、部分改修したのですが、

その時、私は、大工仕事をベテランの職人さんに任せて、
私自身は、裏の大きな庭に出て、
人生で初めて、庭のたくさんの茫々な木を剪定しました。

庭弄りの好きだった祖父が、生きていた頃は、
パラダイスのように美しい庭だったのです。

あの頃の姿を蘇らせたいという思いで、いっぱいで、
出来るだけ綺麗な形に、木をカットしようと試みて、

ガーデニングの楽しさに目覚め、、、、、

私は、さすがに、祖父の血を受け継いでいるようで、
横浜に帰ってからも、庭作りに夢中なのです。

では、最近、造ったものから、写真を貼ります^^
この2か月の間に、こんなものを作りました。



数十年もの間、庭に適当に少しずつ投げ捨てた、食べ終わった貝の殻を一つ一つ拾って、
土の表面に埋め込み
池(のつもり)を作った。




拾った貝殻を集めて、海(のつもり)を作る



そして、この大きな石は、龍の頭(のつもり)

庭の石は、昔、家族で、あちこち沢に旅行したとき、記念に持って帰った、
とても懐かしい、思い入れのあるものです。

これまでは、玄関や車庫に、適当に放って飾ってありましたが、
狭くて、よく躓いて転びそうで、危なかったので、
この際、全部、庭に運びました。




龍が庭をうねって、這っている。



龍のお腹の部分には、たくさんの動物の家来を従えているよ




玄関は、テーブルみたいにカット



そして、玄関の幸福の木は、線香花火みたいにカットした。



こっちの幸福の木は、もうちょっとカットしなきゃー




手前のオリーブの木はブロッコリーみたいな形に、
隣は、まん丸に切ってみた。




緑の生い茂る壁の前には、河童が出そうな気配




まだまだ、ジャングルかな。。。

というわけで、

造園にしても、剪定にしても、やる前と後では、全然、形が違うのに、
すぐに、新しい形は、その場に溶け込んで、落ち着いてしまい、
あたかも、昔から、その形で、ずっとそこにあったように思えてしまうのが、不思議なのです。

で、

少し、京都の町家の工事を振り返ると、



古い瓦は、渋みがあって美しいので、出来るだけオリジナルの瓦を保存して、
足りない部分は、似たような古い瓦を見つけてもらって、補充し、

町家の屋根瓦は、鬼瓦も含め、古い瓦に固執した。



わざと、昔の構造が見えているようにしたのです。



よく見ると、普通は内部にあって見えないいろんなものが、見えているのだけど、
そこが、おもしろいのです。




こんな素朴な材料を取り付けてもらった。昔のトタンと見かけは変わらない。
(でも、ポリカーボネートだから、ずっと丈夫ですね音譜

工事は、これで完了したわけではなく、
両側面の外壁修理など、まだまだ、今後の課題が残っています。

そして、記念すべき、
庭師に目覚めた庭ですが、




森のような庭



物置は壊れているからこそ、風流なのだ。



人間が植えたのではなく、あたかも自然に木がそこに生えているような感じに
上手く剪定したいなあ。

原始的ともいえる、
そこにあるもので何か美しいものを作るということ、
転がっているもの、
拾えるもの、
すぐそばに目に入るもので、何かいいものができないか考える

そして、作っている最中、わくわくした気分になる

これが、建築も、ガーデニングも、そして、音楽も、
人間の手で作るものに共通する、原点だと思うのです。