久しぶりに音楽だけの話 !(❀╹◡╹)ノ☆ | ピアノのエチュード

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☆:;;;:*日々の勉強で、感じたこと、新たに知ったことを綴ります*:;;;:☆

みなさま こんにちは

今日は、久しぶりに音楽の話だけ、 ( ᵅั ᴈ ᵅั;)~♬.、書きます。

といっても、ykの話なんだけどね、、、、、、!(^3^)!ははは


(いつも、変わらぬ、ykです^^、ごめんなさい、出ました)

では、近所の秋バラの写真を交えながら、、、


(薔薇の名前、サマードリーム)

ピアノを、現状、ただ好きで弾いているだけの私にとっては、

何の曲を選んで弾くかというのは、すごーく、大事で、

自分が、心の奥深い所から、その曲を弾きたいと思うか、
直感で曲想をつかんで、本能的に弾けそうか、

が、大きく、先行き、仕上がりの結果を左右するのだ。

で、最初に、曲を選ぶにあたって、
まるで、犬のような嗅覚で、
クンクン、曲の匂いをかぎつけるのです。しっぽフリフリわんわん

その時に、いつも思うのだけど、

昔々、その昔、自分が弾いた曲、つまり、

先生に習っていた時代に、やった曲と、その直後の時代に弾いていた曲は、

上手く弾けそうにないと思う。。。。

当時、あまりに稚拙な弾き方をするため、先生に事細かに手直しをされて、、
その弾き方が、私には窮屈で、また、先生の意図することが、自分の思い描く好きな弾き方ではないため、嫌々、というか、しぶしぶ先生の言うことを聞き、壁にぶち当たって、行き詰った、その続きが、また、始まりそうな気がするのだなあ。。。。。

だから、あの頃の弾き方を完全に忘れた時に、また、あれらの曲を弾きたいと思うのです。

じゃあ、何のために先生に習ったのか、、、
ということになるのだけど、、オバケ


(薔薇の名前、クリスチャン・ディオール)

先生に習ったことの中で、どの曲にも通用するような掟を、頼りに、

(囲碁で言うと、定石のようなものです宝石緑

自分で、新しい曲をゼロからやって、
自分のイメージする通りに、仕上げて行き、
最後には、曲に合わせて物語を自作すると、
上手く弾けるのだ。

今になって、思うことは、

先生が、当時、あまり、私の好きな曲を弾かせてくれなかったので、

「私と同じ年頃の他の人は、みんな弾いているのに、どうして私だけ、弾かせてもらえないの?」と、

当時は、先生を、酷く恨んでいたけれど、

逆に、それが良かったのです。

あの頃、弾いてしまっていたら、今、弾く曲がありませんでした。

もし、今、弾く曲がなかったら、どんなに寂しいだろうと思います。

今、こんなに弾きたい曲がたくさんあるのは、
全部、残っていたからなんだなあ。。。。。。

というか、
残っている曲が、ありすぎるナゾの人ので、
次から次へと、弾きたい曲があり、
練習に、全然、困らないのです。

今頃になって、良かったと思うことは、たくさんあります。
どれも、とても変なことです。
当時の凶が、あり得ないくらい、ひん曲がって、ひっくり返って、吉となったようです。
数十年に及ぶ先生への恨みが、多少は晴れるといった感じです。


(薔薇の名前、ジャスト・ジョーイ)

で、私は、とにかく、ほとんど全部の曲を、初見から始めて、自分で何とかして仕上げて弾いているのですが、

何しろ、好きで弾いているだけなので、完全に、自分のペースで進み、

ドイツにいた頃は、1年、2年、3年、4年、同じ曲を、毎日、弾いているというのは、
全く普通のことであった。

今の自分には、これ以上、上手くは弾けないな、というところまで行って、
記念にvideoを撮って、終了するわけです。。。

人前で弾くことも、稀には、あったけど、
1週間前とかに、突然、予期もせず、話が来る、そんなチャンスしかなかったので、
その時に、何とか弾ける曲を、急遽用意したぐらいで、
普段の練習は、全くマイペース、
好きな曲を仕上げるのに、何年かかっても良かったのでした。


(薔薇の名前、ヨハン・シュトラウス)

しかし、最近、日本に帰ってからは、
大好きな、ザ・リハーサルコンサートで、毎回弾かせて頂いて、
そのコンサートが、年に3,4回、定期的にあるため、
私のペースは、忙しくなったわけです。

練習時間は、あまり変わらないと思うのに、
3か月か4か月で、今の自分には、これ以上、上手くは弾けないな、というところまで、
行かなきゃいけなくなったのだ。。。。

これは難しい、

1回、パスしようか、と迷うけど、
やはり、あまりにも楽しいお楽しみ会であるため、
出させて頂けるなら、出たいと思うのだなあ。。。。

で、毎回、何の曲にするか、考えるのです。。。。。

今回は、ショパンを弾きました。
その時の模様です↓




前回は、リストの熱情だったのですが、


(薔薇の名前、熱情)

ロマンチックに歌いに歌って、メロメロの酔っぱらいのようにテンポを逸脱する曲ばかり弾いていたので、

そういう曲の方が、私は得意だけど、

しかし、次回は、ピリッとした、かっこいい曲が弾きたくなった。

カプースチンのトッカティーナとか、
ゴドフスキーの子犬のワルツとか、
ラヴェルの、ラ・ワルスとか


しかし、3か月や4か月じゃ、難しすぎて、絶対に、間に合わない。

それに、
これから、私は、工事のため、
ピアノが、ずっと弾けない期間があるのです。。

これらの曲を人前で弾きたかったら、他の曲と一緒に、1日1回弾いて、
半年か1年か2年、練習を続けて、
その後の演奏会で弾くことを期待するしかありません。

じゃあ、次回は、何の曲で、今の酔っぱらった気持ちを引き締めようかな、、

簡単な曲だったらねー、

真面目な古典しかない、、、

うーん、古典で弾きたい曲ねー

これに決まり



シューベルト

古典派とロマン派の橋渡し的位置?

真面目な古典から外れず、気持ちは酔っぱらい、、、、、

なら、弾けるかな、、と、嗅覚で嗅ぎつけたので、
今、やってます^^

先生、この曲を、弾かせてくれなくて、ありがとう
今、とても楽しいです
(私って、ヒネクレテル?ねーヽ(゚◇゚ )ノ)


(薔薇の名前、ブラックティー)

それにしても、私は、ディーナ・ヨッフェさんみたいに、
ピアノの上手なオバサンになりたいです

こんなに上手く弾けたら、弾いている当人が、どんなに幸せだろうと思うのだナ。星

昔は、ピアノの上手なお姉さんばっかり見て、目標にしていたけど、
その目標には、たどりつかないまま、もう、通りすぎちゃったから、
最近は、ピアノの上手なオバサンばっかり見ているよ

歳をとった、アルゲリッチとかね

何歳になっても、音楽には目標があっていいね天使