皆様 こんにちは
(´ノ`*)
ポーランドの回想録
時計の針を反対に回しながら^^
続きです。
ワルシャワは、ホテル探し、苦労します
いっぱいあるんだけど、
とても高い!
やっと見つけた、リーズナブルで、(しかし、女王様気分になれたクラクフのホテルよりも、ずっと高いのだ。ズロティー換金手数料まで考えると、一泊8千円ぐらい)
部屋も広く、ロココ調の。。。場所は、旧市街地の真ん前で、よかったのですが、、、
ちなみにここです
The House of Literature
この通りの奥の左側
夜は、部屋から、旧市街のライトアップが綺麗だったし、
ショパンの生家に行く日は、窓からの朝日で飛び起きた。
(いいことが起こる予感がした)
何が不満かというと、客室用の食堂がなくて、
廊下にセルフサービスで、紅茶とハーブティーのティーバッグ、インスタントのコーヒー、そして水が、ずっと置いてあるのは良いのだけど、朝食はそこに、パン2個とジャムとチーズが増えているだけ。。。。
トマトも卵もハムもないよ
まあ、それでも、場所が抜群!
旧市街をいつでも、すぐに、ぶらぶら歩けたのはよかった
夜も美しい
ちょっと遠いけど、一応、これも見なくてはと、はるばる出向いた。
ショパンの銅像
ショパン博物館に行って、
向かい側のガラス張りの建物の一階にある、ショパン博物館ショップも見て
その隣にある、ワルシャワ音楽院に、ちょっと、入り、
(全く隣だけど、博物館は丘の下、音楽院は丘の上で、高さが、すごく違うので、行くのは大変。。。この地形って何? ショパンがワルシャワ音楽院に通っていたころから、丘は、そうらしい。。)
ついに、ここへ来た
フィルハーモニー、ショパンコンクールの会場です
ワルシャワにいる間に、何かコンサートがないかな、と見てみると、
ある!
しかも、チケットは、25ズロティー。。。700円?
どこなの?席、立ち見?、、、と、確かめたけど、悪い席じゃない
曲目と、演奏者と指揮者、オーケストラの名前、写真一枚しか情報がなくて、
ヴィニャフスキーのバイオリンコンチェルト d-moll以外は、何も知らなかったけど、
さっそく買って、聞くことにした。
ここで切符を切り、
コートを預けて、(ドイツではチップがいるのに、タダだった。。。。)
なんか、ショパンコンクールのネット中継で見てたけど、こうなってるの?と思いながら、
舞台を見て、胸にドキンと来る、
自分の席に来た
1階の、2階席がちょうど始まる下あたりで、真ん中だったけれど、
すごく音響がよかったのです
上から左右から、前後からは、もちろんだけど、椅子の下から、足の裏からも、音楽がイキイキと上がって振動して、聞こえてくるのだ
球体の真ん中で、生の演奏の音楽浴をしているようだった。。。。。
そして、オーケストラの、低音域(コントラバス?)の響きの、
なんといいこと!
(世界有数といわれる、ドレスデンのゼンパー歌劇場だって、一番良い席に座らないと、こんなによくないョ。。。。。)
ショパンコンクールの、あの判定の下る会場としては、良いなーと、
しみじみ思ったのだった。
そんなに大きなホールじゃないのです。日本のホールに、よくある大きさ。。。。
休憩時間に、ちょっと、お散歩をして、
審査員席に行ってみたり、
アルゲリッチって、この辺だったっけ、、と思いながら
楽屋も開けっぱなし、(入らなかったけど)
誰も弾かないけど、一応、ロビーにピアノもあるし、
それで、なんと、プログラムは、ただで配布で、
(硬い紙のA5、見開き一枚)
驚いたことに、
大きく、名前と曲目とスポンサーの文字しか、
書いてなかったのだ!
(プロフィールなし、写真なし)
だから、何にも分からない、よっぽどの通でないと!
これで、よく、お客さん来るナ、
(まあ、ykも来たけど。。結構いっぱい、聴衆がいた)
と思ったのだけど、
そうしたら、演奏の前に、一曲、一曲、舞台の真ん中に司会者が出てきて、
一生懸命、説明をしている。
(ポーランド語なので、さっぱりだったけど、途中のソリストのバイオリンが、ストラディバリということだけ、わかった)
しかし、
素晴らしい演奏だった。。
最初と最後のオーケストラの曲目は、
たぶん珍しい曲で、わたしは、比較のしようもないけれど、
ソリストの弾いた、ヴィニャフスキーのコンチェルトと、アンコールのイザイのソロは、よく知っているので、
出過ぎず、力み過ぎず、調和を大切に、遠くに余韻を聞いて、しかし、個性的に、、、、、、
この人、顔はアジア人みたいだけど(カザフスタン出身)、、
ヨーロッパの香りがする弾き方をしている、
ヨーロッパの影響が強いのでは?、、
と、思った。。。
年齢も不詳の演奏で、(意外と、おっさんかと、、)
あんまり上手かったから、ちょっと、マークしようと思って、
後で、名前をネットで検索してみたら、
昨年のヴィニャフスキー国際コンクールの入選者。。。。。。
こんなに上手くても、入選?
(聴衆の人気賞みたいなのだけ、もらったらしい)
コンクールのときの演奏
でも、このYou Tube、
わたしの味わった感動に比べたら、全然さえないのです
せっかく、もう一度、同じように楽しもうと思ったのに。。。。
コンクールのとき、下手だったのか、、、、、
それとも、今回、オーケストラも指揮者もホールも違うので、
すごくよかったのか。。。。
とにかく、感激して、
あー、音楽って、やっぱりいいものだなー、
わたしも、人生に、こういう楽しみがあって、本当によかった、
と思って、
ライトアップされたホールを振り返り、ホテルに戻ったのでした
途中、大統領官邸の前を通り過ぎ、。。。
やってる、あの時のお祈り。。。。。もう2年たつけど、まだやってるのだ
2010年、ショパンコンクールの直前に、大統領の飛行機が墜落して、大統領夫妻を含め、一気に40人ぐらいの官邸関係者が亡くなったのです
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今回のショパンのお土産は、ykのお家用ばっかり~0~
わたしは、うれしいです~
(はぁ、なんと、自己チュウ、、)
(次は、クラクフの回想録です^^)