名も無きRose職人の薔薇story

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九州のどこかで、日々薔薇を育て研究しています。

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七夕の日。

娘に七夕の唄を歌ってあげて、ニッコリ微笑みながら、遠くもう会うことの叶わない妹の影を探す。

もし娘が妹の生まれ変わりだったら・・・なんてあるはずもないことを自分に問いながら、

「お母さん、一人で出来たよ~!」

とトイレから叫ぶ娘に、ふと現実に戻されて苦笑い。


妹の分も私が幸せに。

妹の分も、残された親や兄を大切にしなきゃなと心に軽く呟き、

「良くできました~!」と娘の頭を撫でながら、

目の前で無邪気に微笑む我が子をこれからも幸せに大切にしてあげようと切に誓う。

いつものように実家に出向き、

いつものように、たわいもない話をしながら、母が呟いた。

「今日は七夕だね~」

「そうだね」と私。

「○○ちゃんが最期に食べたおやつをあげてるよ~。」と、母の視線の先の仏壇を目で追いながら、


「さすが、お母さん!たまには私も手を合わせとこうかな?(笑)」なんて会話しながら、
微笑みながら。

母と父に看取られて亡くなった妹は短すぎる命でもって、その命の尊さや、有り難さを教えてくれた。


私は仏壇に手を合わせると、

会話の通り、母はちゃんと妹の好きだったお菓子をあげてくれているのが目に入り、嬉かったな。(^_^)

妹が亡くなって何回か聞いた私の名前を囁く声。

遠い小学生の頃の記憶となるが、今でも信じているその声はきっと天国から囁いてくれた声なんだと。

もしもの話だけど、死んじゃったら私は誰の名前を囁くだろうか?

一人だけ選んでその人の名前を囁いて良いよ?と言われたら?


私はいまのとこ、やっぱり娘かな?

旦那さんは私が看とりたい。から、私より先に亡くなってるはず、と勝手に解釈(笑)



妹が私の名前を囁いてくれたのは、時期は違って三回あったんだよね。


1度目は気のせいかと受け流し、

2度目はその声の主を探し、それが誰でもない自分の妹の声だと解った時は、

凄い凄いよ!とはしゃいで喜んだっけ。


3度目は、そんな事があった事さえも忘れかけた頃にもう一度。

でもその時は、これがきっと最後なんだろうと自分でなぜか悟ってたっけ。

従姉妹と実家の庭先で遊んでた時に、空中から聞こえた私の名前を囁く声。

微かな、でも確かなる妹の優しい声。

従姉妹も居たのに何故だか私にしか聞こえてない。

でも紛れもなく呼んでる声が妹なんだわ。(笑)

その時は、その時だけ初めて

「○○ちゃん!忘れないからね!」

って呟きながら、空を見上げて笑ったっけ\(^_^)/


今思い出しても不思議~!

奇妙に思われるだろうけど、

大切な想い出・・・・



出来れば、もう一度聞いてみたいな~なんてね。仏壇で呟いてみたりしてみたけど、

やっぱり三回だけの貴重な体験でした。






遠い遠い、私の想い出。