甲子園が終わった

京都国際高等学校
優勝おめでとうございます🎊

熱闘甲子園という番組で
野球のストーリーが繰り広げられる

選手達の表情、汗、涙、が映し出される
彼らの軌跡が、たまらない

泥だらけのユニフォーム
つけられた背番号の重み

私は球児のお母さんだから

洗濯する時の気持ちや、
背番号を縫い付ける時の感情を思う

どんなけ汚れるの?臭っ!家中砂だらけ!
そんな日々が
野球を始めたらスタートする

野球って、大変。しんどっ。
何度思っただろう。

母の背をいつしか超えて
どんどん大きくなる息子

買い替えるユニフォーム

手に持ち広げ、大きいなぁーと
自分の体にあて、こんなにちがうんだと

いつの間にか、
こんなにおっきくなっちゃって、、、
母としての寂しさを感じ始める

声が変わり、反抗期になり
子供の成長は切なくも眩しく

小学校、中学校、高校と
青から赤、そして水色にユニフォームは
変わり、サイズも都度、変わってきた

積み重ねた日々は 
振り返るととても愛おしい

野球を続けていたら、みんな通る道

甲子園の土がついたユニフォームは
特別すぎる気持ちで洗う前に涙するだろう
こびりついた黒い土をなでる手が想像できる

背番号も、ひと針ひと針
想いを込めた事だろう

あぁ。でも、高校野球。
甲子園なら寮の子も多いかな。
自宅から通っている子達の方が
少ないのかもしれないけれど

野球をする息子がいたら
甲子園を見る目が違って
複雑な感情でめまぐるしい

応援席の声援、祈り、踊り、演奏
胸が熱くなる
ずっと見ていられる

素晴らしかった 今年も

甲子園はやはり 聖地

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今、高1になる息子と野球部との出会いは
小学3年生の時

地域の強豪、軟式野球部の入部体験

人見知りと場所見知りが激しかった息子は
体験希望なのに、グランドに入れなかった

いつも、そうだった
当時の彼は、どこに行くのもこじらせる
またか、と、私はうなだれる

その時、言われた言葉が忘れられない

『野球が好きってことだけが入部の条件
慣れるまで待つよ』 と

剣道もドッチボールも水泳も
習い事の体験に来てはその場に入れず
断られてきた息子

嬉しくて、咽び泣いた

とはいえ、
慣れるまで、時間がかかり
1ヶ月様子を見ましょうとなる

土日土日土日土日 
諦めかけた八回目に、
ようやく
グランドに立つ

見学してる息子に
『5本だけバッティングしたら?』
と、監督が声かけてくれたのだ

5本なら、と思ったのでしょう
息子はバットを持ってグランドに入る

その5本が全て見事にあたり放物線を描き
わぁ!と歓声があがる

5本打ち終わり、
さっさと帰ろうとする息子に

待ってるよー!
未来の4番バッター!

と、誰かが大きな声をかけてくれた

帰宅して、野球部に入る?と聞いたら
こくんと、頷き、
ホンモノのグローブを買いに行った

次の週から
皆と朝から練習できるようになりました

ユニフォームを着た姿が嬉しくて
こんな日が来るなんて。と
喜びが満ち溢れたのを鮮明に覚えています

私が1番誇れる子育ては、

息子が小さな頃、夕方になると
2人で公園で野球をしてたこと

黄色いウレタンボールを20球
私が投げて息子が打って
2人で球拾いして、の繰り返し

その3年の日々が、報われたような
あの5本のバッティングだった

優しいことばをかけてくれた先輩ママ
慣れるまで待ってくれた
監督、チームの方々

小学校野球は入ってからも
色々やらかしましたが

あの日

『野球が好きってことが入部の条件だよ。
待ってるよ』

そう言われたおかげで今があります

野球に出逢えて良かった

一人一人の球児達に始まりがある

そして 終わりがある

2024年 
甲子園を目指し野球をした全ての球児たちに
支えた全ての人達に 感動をありがとう