出産までの話 その1 | ハッピー☆マミーライフ

ハッピー☆マミーライフ

2006年4月7日、女児を出産♪
2009年2月13日、男児を出産♪
二人のママとしてハッピーな生活を目指しています★

今思うと、6日の夜の『腹痛』が、間違いなく本格的な『陣痛』であったのね…ということができるのだけど、その時点では、まったくわかりませんでした。
よく、本物の陣痛は、痛みが違うから経験がなくても分かるって言われてるのになあ…。
6日の昼から続く断続的な痛みは、20分間隔くらいだったかしら。。。
その間に、部屋の掃除、お風呂掃除、トイレ掃除も済ませました。
とにかく、眠いのと痛いのとで頭は錯乱状態。でも、眠気のほうが、どうやら勝っていたみたいです。。。寝ては起きての繰り返しで、気づいたら夕方!
旦那様も19時ころに帰宅してくれました。さすがに夕飯の準備はできておらず、夕飯はコンビニ弁当でした。
この頃からでしょうか…痛みが10分間隔くらいになってきたのは。
でも、まだまだ余裕。我慢できるし、おしゃべりする余裕もあるしね。病院からは10分間隔になったら連絡をしてくれと言われていたけど、一旦自宅に返された身。なので、かなり痛みには慎重になっていました。

『この痛みは陣痛じゃない!』

勝手な判断をあたしは下しました。

痛いながらも余裕なあたし。痛みは増してきているはずなのに…。

午後9時半ころにはシャワーを浴びました!
このころ、痛みの間隔は、明らかに10分は切っていたと思われるのだけど…。まだ余裕。本格的な陣痛はこんなもんじゃないはず!という勝手な思い込みに拍車がかかりました。
まだまだいける!
こんな痛みに負けるようじゃ、本物の陣痛に勝てるわけがない!結構あたしはストイックかも(笑)
シャワーのあとから一気に痛みは加速!これにはあたしも不安がよぎりました。痛みの間隔は5分前後。
しか~し、このときのあたしはきっと、もう頭がおかしくなっていたのでしょう…。

『まだ10分間隔じゃないわ!』

ものすごく 10分 にこだわっていたみたい…。

午後10時を過ぎたあたりから、痛みは腰にまで及んできました。でもまだ我慢できる状態。痛いけど眠い。痛みの合間は寝る!って感じ。アホすぎる…。

午後11時を回ったあたりから、痛みは5分を明らかに切ってましたが、耐える耐える耐える。。。さすがに近くで痛みに耐えてるあたしに気づいてくれた旦那様から、
『それって、陣痛じゃないの?痛みの間隔計ってる?もう10分どころじゃないよ。2、3分間隔じゃん』

あたしは、それでもまだ、本物の陣痛はこんなもんじゃない!と言い張り続けていたようです…。

耐えること一時間!12時を回って痛み激増!
もう黙ってられないくらいとなり、大声で、『いた~い!』と叫ぶほどに。
尋常ではないことに慌てる旦那様が決断。『病院に連絡するぞ!』
あたしもうなずくほかありませんでした。ちょうどそのとき、体の中から生暖かいものが体外に出る感覚がありパンツを脱ぐと…!
ドロドロのおしるしが~!(もう、おしるしとは言わない…)

病院までは車で10分。パジャマのまま病院に到着したのは7日の午前12時半。

陣痛室に連れていかれズボンを脱ごうとしたとき、冷静だった助産婦さんが、『ここで脱がないで!すぐに分娩室に!』
深夜の静かな病院があわただしくなりました。このときまでも、あたしは、『また、家に返されるかも…』と本物の陣痛への恐怖に怯え、これ以上の痛みに耐える覚悟ができている自分に自信を持っていました。

ズボンを脱いで分娩台にあがると、助産婦さんによる内診。私はもうこのまま入院したい気持ちでいっぱいに。疲れてはいたものの、これからラマーズ法がんばるぞ!という気持ちでいっぱいでした。
すると、助産婦さんが電話を始めました。

『子宮口全開大です。すぐにお産はじめます!』

ええっ~~~~!
いったいどういうこと?!

もう、完全にあたしはおかしくなってました。

つづく。