COUNT ME INという映画を見てきた。ストーリーも無く、派手な演出も無いけど沢山のドラマーが、ドラム愛を語る映画だ。


クイーンのロジャー、レッチリのチャド、ポリスのスチュワート、サンタナのシンディ、22年に亡くなったフー・ファイターズのテイラー。有名なドラマーがドラム愛を熱く語り、プレイする。圧巻だった。  


私達にも、将来を決めるような出来事があったように、彼らにもドラマーになるきっかけがあった。

彼らの、「テレビで演奏するアーティストを見て、ギタリストでもベーシストでもなく、ドラマーに釘付けになったんだ!」というエピソードは、とても印象的だった。


初めからドラムに心を鷲掴みにされ、ずっとドラムを叩いてきて、今もドラムを愛し続けている人達の熱いコメントに、私の心は揺さぶられ、何度も泣きそうになった。音楽をやらなかった時期は、この気持ちさえ味わえなかったから。


私にも音楽を始めたきっかけがあった。ギタリストの叔父がいて、ギターを教えてもらえたのだ。


この映画は、そんな誰かのきっかけになると思った。


キッチンで鍋やフライパンを叩いている子供達がいたら、間違いなくドラマーの素質ありだ。

あなたの子供や甥っ子姪っ子に、この映画を是非みせてあげてほしい。


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