『彼は戻って来ます 此処に
俺にはわかります
俺は彼の恋人だから』
女王と仕立て屋 (ディアプラス・コミックス)/新書館
￥680
Amazon.co.jp
その店のスーツを身につけたものは成功を収めると言われている骨董通りにある仕立て屋・SHIDA。
仕事の合間に店を訪れたインテリア・デザイナーの城野大海は、強面の無愛想な男と出会う。
彼こそが伝説の仕立て屋・志田だった。
仕事に誇りを持つ志田の姿に、仕事で行き詰まりを感じていた大海はあこがれ、惹かれていく――。
なっち的満足度:★★★★
（※感想にネタバレを含みます。ご注意下さい※）
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
去年BL界を席巻した（？）スカーレット・ベリ子さんの新刊です～(´∀｀)
ってかベリ子、
蛇顔おっさん受 好きだよね！？
「あめふらし」は全編そうだったし、「四代目・大和辰之」のあのねちっこい蛇顔の当て馬も、スピンオフ出たら絶対受でしょw
ちょっとこの人の好みわかってきたよ。
目がキラキラの可愛い年下が攻で、つり目のおっさんが受だよ。
で、
受のおっさんの色気ハンパない。ヽ(゜▽、゜)ノ
仕立て屋ってだけでも期待度MAXなのに、そこはさすがに裏切らなかったですね～～。
年上の大人の男の色気（余裕が大事）、
仕立て屋としての所作の色気、
もちろんえろの時も…けしからんえろさ。しかも誘い受よ( ´艸｀)
お話は、女王気質のインテリアデザイナー大海（おうみ）がスーツを仕立てようと、伝説の仕立て屋・志田にオーダーしに行くのだけど、その横柄な態度から軽くあしらわれてしまう。
楽しそうに服と向き合う志田に、仕事と職場での人間関係が行き詰まってた大海は「なんで仕事を楽しそうにできるんだ」と詰め寄り、足繁く志田の元へ通ううちに志田自身に興味を持ち始め…という感じ。
仕立て屋モノと言えば、まず最初の採寸が色っぽいですね～。
際どいトコ触っちゃうの( ´艸｀)
それに志田の表情の見せ方が抜群に上手くて、
採寸したものをメモしながら、ふっと緩む口元、
大海の袖口のボタンを直した時の、歯で糸を切った後の流し目など…。
こりゃ若い子イチコロだわな(ﾉ´▽｀)ﾉ って感じでした。
ただ、大海が志田に惹かれてくのは伝わって来たのですが、志田が大海のどこに惹かれたのかぼんやりしたうちに二人は恋人同士になるので、最初の方はちょっと駆け足かな～と思いました(^_^;)
うん…。
全体的にキャラの気持ちが”心”で伝わってくるというよりは、”言葉”で伝わってくる感じだったかな～。
でも後半は良かったです。
自分ばっかり必死で空回りしてると感じる大海、
そんな大海の焦りを感じながらも、なかなか自分の弱みを見せたり甘えたりできない志田のジレンマ…。
もともとの性格の違いと年齢差からくるズレ、温度差に、少し切なくなりました(´＿｀｡)
そして大海のお姉さんが出てくるのですが、この人憎まれ役だったんだけど言いにくいことをはっきり口に出してて、表裏がなくて私は好感が持てましたね～。（しかもちょっとブラコン、可愛いw）
いいとこの跡取りである大海に、男とつき合うことの現実を突きつけるんです。
でもそんなお姉ちゃんに志田は
「好きなんです 大海さんの事が」
「俺にはわかります
俺は彼の恋人だから」
ってきっぱり言い切るんですよ～～。
リッカちゃんだけ辰之に入ったけど、まさかあれで終わりじゃないよね！？
「あめふらし」が画的にも一番豪華で見応えあるし、
年上おっさん受が好きな方にはまさに宝箱のような作品ですよ！！（年上おっさん受のたからばこや～）
是非とも紙媒体化お願いしますよ！！
俺にはわかります
俺は彼の恋人だから』
女王と仕立て屋 (ディアプラス・コミックス)/新書館
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その店のスーツを身につけたものは成功を収めると言われている骨董通りにある仕立て屋・SHIDA。
仕事の合間に店を訪れたインテリア・デザイナーの城野大海は、強面の無愛想な男と出会う。
彼こそが伝説の仕立て屋・志田だった。
仕事に誇りを持つ志田の姿に、仕事で行き詰まりを感じていた大海はあこがれ、惹かれていく――。
なっち的満足度:★★★★
（※感想にネタバレを含みます。ご注意下さい※）
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去年BL界を席巻した（？）スカーレット・ベリ子さんの新刊です～(´∀｀)
ってかベリ子、
蛇顔おっさん受 好きだよね！？
「あめふらし」は全編そうだったし、「四代目・大和辰之」のあのねちっこい蛇顔の当て馬も、スピンオフ出たら絶対受でしょw
ちょっとこの人の好みわかってきたよ。
目がキラキラの可愛い年下が攻で、つり目のおっさんが受だよ。
で、
受のおっさんの色気ハンパない。ヽ(゜▽、゜)ノ
仕立て屋ってだけでも期待度MAXなのに、そこはさすがに裏切らなかったですね～～。
年上の大人の男の色気（余裕が大事）、
仕立て屋としての所作の色気、
もちろんえろの時も…けしからんえろさ。しかも誘い受よ( ´艸｀)
お話は、女王気質のインテリアデザイナー大海（おうみ）がスーツを仕立てようと、伝説の仕立て屋・志田にオーダーしに行くのだけど、その横柄な態度から軽くあしらわれてしまう。
楽しそうに服と向き合う志田に、仕事と職場での人間関係が行き詰まってた大海は「なんで仕事を楽しそうにできるんだ」と詰め寄り、足繁く志田の元へ通ううちに志田自身に興味を持ち始め…という感じ。
仕立て屋モノと言えば、まず最初の採寸が色っぽいですね～。
際どいトコ触っちゃうの( ´艸｀)
それに志田の表情の見せ方が抜群に上手くて、
採寸したものをメモしながら、ふっと緩む口元、
大海の袖口のボタンを直した時の、歯で糸を切った後の流し目など…。
こりゃ若い子イチコロだわな(ﾉ´▽｀)ﾉ って感じでした。
ただ、大海が志田に惹かれてくのは伝わって来たのですが、志田が大海のどこに惹かれたのかぼんやりしたうちに二人は恋人同士になるので、最初の方はちょっと駆け足かな～と思いました(^_^;)
うん…。
全体的にキャラの気持ちが”心”で伝わってくるというよりは、”言葉”で伝わってくる感じだったかな～。
でも後半は良かったです。
自分ばっかり必死で空回りしてると感じる大海、
そんな大海の焦りを感じながらも、なかなか自分の弱みを見せたり甘えたりできない志田のジレンマ…。
もともとの性格の違いと年齢差からくるズレ、温度差に、少し切なくなりました(´＿｀｡)
そして大海のお姉さんが出てくるのですが、この人憎まれ役だったんだけど言いにくいことをはっきり口に出してて、表裏がなくて私は好感が持てましたね～。（しかもちょっとブラコン、可愛いw）
いいとこの跡取りである大海に、男とつき合うことの現実を突きつけるんです。
でもそんなお姉ちゃんに志田は
「好きなんです 大海さんの事が」
「俺にはわかります
俺は彼の恋人だから」
ってきっぱり言い切るんですよ～～。
ここ一番好きだった！！
若者の未来を潰してしまう、大海の跡取りとしての役割も果たせてあげることができない。
それでも、肉親に対して、この恋は譲れないという嘘偽りない気持ちと、
恋人は自分であるということを、
こんなにはっきり言葉にできるなんて…。
これけっこう難しいことだよ。
若者の未来を潰してしまう、大海の跡取りとしての役割も果たせてあげることができない。
それでも、肉親に対して、この恋は譲れないという嘘偽りない気持ちと、
恋人は自分であるということを、
こんなにはっきり言葉にできるなんて…。
これけっこう難しいことだよ。
すごいことだよ。(´＿｀｡)
惚れてまうやろ…。
んで、その後のお風呂えっちがまた、えろくてごちそうさまでした( ´艸｀)
攻も受もひとつひとつの表情がえろいんだよな…。きちんと温度が上がってて。
ベリ子さんのえろ好き…。
んで、その後のお風呂えっちがまた、えろくてごちそうさまでした( ´艸｀)
攻も受もひとつひとつの表情がえろいんだよな…。きちんと温度が上がってて。
ベリ子さんのえろ好き…。
ラストの、志田が仕立てたスーツをパリッと着こなした大海は、ちょっと頼もしく見えましたね～。
成長を感じさせてくれました(*^_^*)
この作品は2013年～2015年の連載だったみたいで、画の変遷が見られます。
「みのりの手」もそうだったけど、最初は線が細くて、どんどん太く、肉感的になる感じ。
どちらにしてもベリ子さんの描く横顔は絶品でございますm(_ _)m
がしかし、大海の髪型が3回も変わると正直誰？ってなりましたよw
特に、くるんくるんしてない大海はみのりに見えてしょうがなかったw
前作の「四代目・大和辰之」に比べるとストーリーのアップダウンは少なめ、読み応えの点でもちょっとかな～と思うのですが、
この作品は2013年～2015年の連載だったみたいで、画の変遷が見られます。
「みのりの手」もそうだったけど、最初は線が細くて、どんどん太く、肉感的になる感じ。
どちらにしてもベリ子さんの描く横顔は絶品でございますm(_ _)m
がしかし、大海の髪型が3回も変わると正直誰？ってなりましたよw
特に、くるんくるんしてない大海はみのりに見えてしょうがなかったw
前作の「四代目・大和辰之」に比べるとストーリーのアップダウンは少なめ、読み応えの点でもちょっとかな～と思うのですが、
年の差好きな方と、
年上おっさん受の色香にヤラレタイ人は是非読んだ方がいいと思います(・∀・)
あとね、何度も言って恐縮ですが、言わせてもらいますよw
「女王と仕立て屋」が紙書籍化して、
なんで「あめふらし」が紙書籍化しないの！！！！
年上おっさん受の色香にヤラレタイ人は是非読んだ方がいいと思います(・∀・)
あとね、何度も言って恐縮ですが、言わせてもらいますよw
「女王と仕立て屋」が紙書籍化して、
なんで「あめふらし」が紙書籍化しないの！！！！
リッカちゃんだけ辰之に入ったけど、まさかあれで終わりじゃないよね！？
「あめふらし」が画的にも一番豪華で見応えあるし、
年上おっさん受が好きな方にはまさに宝箱のような作品ですよ！！（年上おっさん受のたからばこや～）
是非とも紙媒体化お願いしますよ！！
