マッチ売り (CITRON COMICS)/リブレ出版
￥670
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やぎさん郵便 (シトロンコミックス) (CITRON COMICS)/リブレ出版
￥670
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いや～～これシブイけど面白かった！！
特に「マッチ売り」の方がめっちゃ良かったです！
草間さんて小説の挿絵で見たことがあったんだけど、その時はちょっとダメだったんだよね～f^_^;
線が硬くてザラザラしてて、それでいてこっちまで匂いが伝わってくるような生々しさがあって、ちょっと生理的に受け付けない感じがしてたんだけど…。
これは大丈夫でした！
戦後間もないお話で、その頃のザラッとした殺伐とした雰囲気と、独特の画がマッチしていたせいか、すんなり物語に入り込めました。
それになによりも、お話が秀逸！
分断された1通の恋文を巡って、4人の男達が絡み合うお話なんだけど、その人間関係の織り交ぜ方が絶妙なんだよね～。
まるで昼ドラを観ているような面白さがあります。
あと、言葉も含みのあるものが多くて、2度3度と読むうちにここはそーゆー意味だったのか～って後でわかることもよくあって、こーゆーのもすごく好きですね。読んでてワクワクします♪
ただ「マッチ売り」で謎掛けして、「やぎさん郵便」でその謎が徐々に紐解かれていくんだけど、「マッチ売り」が神的に面白かっただけに、2巻は少し間延びした感じを受けました；
当初の予定通り上下巻くらいでちょうど良かったんじゃないかしら～と個人的には思いますが、
次巻でほんとに終わるのかな～f^_^;
※以下感想ネタバレします。ご注意下さい※
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
友人・有原から返ってきた本に恋文（宛名はなく、2通目より後ろ）が挟まっていたため、その手紙を友人に返そうと駅で待つ廣瀬（ひろせ）。そこでヤミのマッチ売り花城（はなしろ）に出会います。
花城はマッチ売りとは仮の姿で、実は男相手に売春をしてるんですね。
で、廣瀬は花城が売春をしてることをうっすらわかりつつも、花城に連れられていって、2人は体を重ねます。
割と性急に体を重ねた2人だけど、2人が惹かれ合ってるのが自然に伝わってきましたね～。
特に花城はしおらしくて可愛かったです。
「お前がマッチ売ってたら 俺が全部買ってやるのに」とかね。
メチャクチャな体（複数人とヤらないとイケない体質）で、メチャクチャなことしてきたわりに、純情な部分も持ち合わせていたんだな～と。
で、花城は小さな出版社の社長でもあって、澤とゆう眼鏡のパートナーがいるんだけど、澤が最近引っ越した先が偶然、以前有原が住んでた下宿なんですね。
澤はそこで有原の恋文の1枚目を手に入れます。
で、手紙を取りに戻った有原を脅して、手込めにしちゃうんですね～。
この眼鏡ヤロウ結構な鬼畜ですw
でもほんとはこの眼鏡、心に秘めてるけど社長の花城のことが好きなんですよ。
私実はこーゆー人応援したくなるタイプで…。
ドSでヒドイことする割に、好きな人にはなかなか好きと言えない。
「好きだよ、愛してるよ」ってひとことが言えなくて、不器用で、愛情表現がヘタなんですね。
で、もう一方の有原は相当かわいそうな感じ。(´д｀lll)
廣瀬を一途に想っているんだけど、手紙を見られたくなくて、そのために自分の体まで投げ出しちゃう。
しかも過去の男にヒドイことされてきたみたいで、性的にも身体的にも暴力をふるわれてきたらしい跡が…。
なんか読めば読む程この有原が不憫で仕方なくてね～(ﾉ_-｡)
そんな有原に、澤もいつの間にか惹かれている感じです。
キャラが強烈な分、メインの2人よりこの澤と有原が気になっちゃいましたね。
2巻の「やぎさん郵便」では、全てを知る澤が、ついに花城と有原を鉢合わせにします。
ここドキドキしたな～～(￣□￣；)
有原が自分の恋敵だと知っている花城、なにも知らずに来る有原。
そこで有原は、花城と廣瀬が恋人同士だと悟ります。うう、かわいそう…。
そして廣瀬とラブラブな花城は、男娼だったのにもう他の人に触られたくない体になってしまいます。ますます廣瀬にゾッコンになっていくんですね～。
この人、廣瀬と別れたら生きていけるのかな～って心配になっちゃう程、廣瀬に入れあげていきます。
さぁこの4人、これからどうなってゆくんでしょうね…。
有原が恋文を書かなければ、廣瀬と花城は出会わなかったかもしれない。
廣瀬が全てを知ったとき、一体誰を選ぶのか。
花城に穏やかに執着する、ロシア文学の教授はどう絡んでくるのか…。
花城が恋文に人生を狂わされるのは、実はこれで2度目なんですね。
この辺の仕掛けも絶妙でした。
4人がみんな幸せになってくれると嬉しいんだけど、どうなるのかな～(￣_￣ i)
続きが楽しみです！
なんかよくわからんけど、参加してみました～
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これは大丈夫でした！
戦後間もないお話で、その頃のザラッとした殺伐とした雰囲気と、独特の画がマッチしていたせいか、すんなり物語に入り込めました。
それになによりも、お話が秀逸！
分断された1通の恋文を巡って、4人の男達が絡み合うお話なんだけど、その人間関係の織り交ぜ方が絶妙なんだよね～。
まるで昼ドラを観ているような面白さがあります。
あと、言葉も含みのあるものが多くて、2度3度と読むうちにここはそーゆー意味だったのか～って後でわかることもよくあって、こーゆーのもすごく好きですね。読んでてワクワクします♪
ただ「マッチ売り」で謎掛けして、「やぎさん郵便」でその謎が徐々に紐解かれていくんだけど、「マッチ売り」が神的に面白かっただけに、2巻は少し間延びした感じを受けました；
当初の予定通り上下巻くらいでちょうど良かったんじゃないかしら～と個人的には思いますが、
次巻でほんとに終わるのかな～f^_^;
※以下感想ネタバレします。ご注意下さい※
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友人・有原から返ってきた本に恋文（宛名はなく、2通目より後ろ）が挟まっていたため、その手紙を友人に返そうと駅で待つ廣瀬（ひろせ）。そこでヤミのマッチ売り花城（はなしろ）に出会います。
花城はマッチ売りとは仮の姿で、実は男相手に売春をしてるんですね。
で、廣瀬は花城が売春をしてることをうっすらわかりつつも、花城に連れられていって、2人は体を重ねます。
割と性急に体を重ねた2人だけど、2人が惹かれ合ってるのが自然に伝わってきましたね～。
特に花城はしおらしくて可愛かったです。
「お前がマッチ売ってたら 俺が全部買ってやるのに」とかね。
メチャクチャな体（複数人とヤらないとイケない体質）で、メチャクチャなことしてきたわりに、純情な部分も持ち合わせていたんだな～と。
で、花城は小さな出版社の社長でもあって、澤とゆう眼鏡のパートナーがいるんだけど、澤が最近引っ越した先が偶然、以前有原が住んでた下宿なんですね。
澤はそこで有原の恋文の1枚目を手に入れます。
で、手紙を取りに戻った有原を脅して、手込めにしちゃうんですね～。
この眼鏡ヤロウ結構な鬼畜ですw
でもほんとはこの眼鏡、心に秘めてるけど社長の花城のことが好きなんですよ。
私実はこーゆー人応援したくなるタイプで…。
ドSでヒドイことする割に、好きな人にはなかなか好きと言えない。
「好きだよ、愛してるよ」ってひとことが言えなくて、不器用で、愛情表現がヘタなんですね。
で、もう一方の有原は相当かわいそうな感じ。(´д｀lll)
廣瀬を一途に想っているんだけど、手紙を見られたくなくて、そのために自分の体まで投げ出しちゃう。
しかも過去の男にヒドイことされてきたみたいで、性的にも身体的にも暴力をふるわれてきたらしい跡が…。
なんか読めば読む程この有原が不憫で仕方なくてね～(ﾉ_-｡)
そんな有原に、澤もいつの間にか惹かれている感じです。
キャラが強烈な分、メインの2人よりこの澤と有原が気になっちゃいましたね。
2巻の「やぎさん郵便」では、全てを知る澤が、ついに花城と有原を鉢合わせにします。
ここドキドキしたな～～(￣□￣；)
有原が自分の恋敵だと知っている花城、なにも知らずに来る有原。
そこで有原は、花城と廣瀬が恋人同士だと悟ります。うう、かわいそう…。
そして廣瀬とラブラブな花城は、男娼だったのにもう他の人に触られたくない体になってしまいます。ますます廣瀬にゾッコンになっていくんですね～。
この人、廣瀬と別れたら生きていけるのかな～って心配になっちゃう程、廣瀬に入れあげていきます。
さぁこの4人、これからどうなってゆくんでしょうね…。
有原が恋文を書かなければ、廣瀬と花城は出会わなかったかもしれない。
廣瀬が全てを知ったとき、一体誰を選ぶのか。
花城に穏やかに執着する、ロシア文学の教授はどう絡んでくるのか…。
花城が恋文に人生を狂わされるのは、実はこれで2度目なんですね。
この辺の仕掛けも絶妙でした。
4人がみんな幸せになってくれると嬉しいんだけど、どうなるのかな～(￣_￣ i)
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