先週、師匠から釣りに行かないかという電話がありました。そういえば今年は南伊勢のいかだへ釣りに行ってない。山トレーニングばかりしていて釣りにいく時間がなかったということで、行くことに即決しました。まるよし渡船さんに連絡をとると、いかだはいっぱいだがかせ(海上に固定した船)なら空いているとのことでした。というようないきさつで3度目のかせ行きとなりました。、
3時モーニングコール、3時半僕が師匠をお迎え、5時半到着、6時出船でした。
こんなに寒い釣りは初めてで二人ともどれくらい着込んだらいいかわからず、もこもこのスタート。ウインドブレーカーの上から釣り用の救命胴衣を着こんで、下は同じく釣り用のカッパをはいていても寒い。日の出(周囲の山があるので、なかなか日が差してきません。)までは寒くて震えて固まっていました。それでも日が差してくるとぽかぽかしてきました。魚の反応はないし、ぽかぽか、うとうと、そのあとかせの床に横になったら30分ほどいびきをかいていたそうです。うかつにも日焼けしてしまいました。赤い顔をしています。どうしましょ。
釣果はぼくはカワハギ2匹、師匠はカワハギ6匹、かさご1匹、ベラ1匹、アジによく似た魚2匹でした。カワハギは向こう合わせでかかることがほとんどでした。竿を持って集中している釣りではありません。朝まずめをすぎたら何をやってもつれない海でした。師匠が投げサビキをしばらくやってましたが成果なしでした。
11時ころ巡回に来た若船長さんに「12時で上がれませんか。」とたずねると、「11時半にして。」といわれ、きょうは切り上げることになりました。船着き場に戻って若船長さんとお話をしましたが、表層の海水温はそんなに下がっていないけど、おそらく底の海水温が下がっている。下がったばかりは釣果が悪いとのことでした。今日はアオリイカはほとんどだめだったそうです。青物が入ってくる日が多く、船着き場からもつれた日があるだとか、アジは青物が回遊しはじめてから釣果が悪いだとか、釣りブームだが、いかだがいっぱいで予約を断ることが多いだとかいろいろとお話ができました。師匠と2人で1年ぶりのまるよし渡船、釣れなくてもとっても楽しゅうございました。釣りなしで1年が終わらなくてよかったねと帰りの車で師匠と笑いました。