8/27 つづき

で、そのあとハロッズの隣にあるZARAに入りました。
恥ずかしながら、この時までZARAというブランドを全く知りませんでした…
今ではかなり好きなんですけどねー
ただ自分では着ない。似合わない。カッコよくて好きなんだけどね
ここでやっと買い物しました。ベルトを1本…変わった形だったんで
一緒にいった友達が見たがっていたので、ゆっくり全部回ってたんですけど、私は自分が欲しいベルトだけ買ってあとはぶらーっと見てたんですね。

んで気になる赤いバッグがあって、それを熱心に見ていたら、声をかけられました。
「Nice color.」
ええええー困る

彼の名はトーマス。
申し訳ないけど名前を聞いた途端私の頭の中は青い機関車でいっぱいです。
なにしろイギリスですからね。

日本人らしく、無気味な愛想笑いで「あー、うん、nice clolr...」とか答えてしまい、その後もどこから来たのとか聞かれ、普通に「ジャペャァン(郷ひろみの発音で)」とか片言で答えていたんですけど、私最初この人店員さんなのかと思ってたわけですよ。
だからアジアン旅行客丸出しなのにわざわざ声かけたのかな、それともロンドンの人だから日本人より気さくなのかな、とか思いながら会話していて、「仕事は何してるの?」「Office...(なんていうんだっけ)」タイプのジェスチャーをして「こ、compuたぁ…」とかゆったらなんとか通じました。

「何日いるの」「いつ帰るの?え、今日?」みたいな会話が進み、しまいには
「日本にボーイフレンドはいるの?」って聞かれてそのへんで気づきましたね。
(そんなとこまで立ち入ってくるとは店員じゃねぇな)…とね。…遅いよっていう
でも向こうの人だから、やっぱりなんか気さくなのかなって思ってました。
で何も気づかなかったのでふつーに「No.」とかゆったら「まさかハズバンド?」みたいに言われたので「No!No!」とか笑いながら答えたんですが後悔しました。

その後テレフォンナンバーを聞かれて初めて、「俗に言うナンパですか?」と気づいたのです。
すいません、気づくの遅くて。
だってそんな事態日本でも想定せずに生きてきたのに何コレ
今まで生きてきて日本でナンパらしき声のかけられ方をしたのは1度きりなのにたった4日滞在しただけで何コレロンドン住もうかな?

いやね、どっちかっていうと一人が気をひいて仲間がバッグの中身を…みたいな手口?とか警戒していたんだけど、私のバッグはしっかりファスナー付だし周囲もちらちら気にしていたし、他に誰も近寄ってこないし途中で近寄ってきた友人は私が外人にからまれているのにイングリッシュノーみたいな感じで逃げちゃうし(それはあんまり関係ないけど根に持っている)、後から考えてもやっぱりナンパだったのです、よ。

でも英語で「これ俗に言うナンパですか?」ってなんて言うのかわからなくて(言う必要もあるまいが)どう切り抜けたらいいのかなーとか悶々考えてたら「I like you,I like you.」って何回も優しくささやかれてマジで困りました。
あ、そういえばこの前後の会話から向こうの人はLoveをあまり使わないことも知りました。(ナンパだと気づく前に調子こいてI love London!とかゆっちゃったんだけど)(買ったバッグを参考にしてみたんだけど)
日本に帰ってからでいいから電話ちょーだいよみたいな、そういうのをしつこく言われました
誰がそんな金のかかる長距離恋愛に励むか…
今から思うと、メールアドレスくらい交換しとけば面白かったかなと後悔しています。
英語の勉強になるし

最終的に「I Can't」と答えるとホワーイホワーイってそんなもん英語がしゃべれたらなんでダメなのか訥々と語って断っとるわ…
とりあえず最後に握手をしたところほっぺにチューをされました。
んでお別れ。
アメリカ人なのかな?あの人…
私の中ではイギリスの人は日本人ほどじゃないけど微妙にシャイでそういうことしないイメージなんですけどまぁ軽いキスくらいは普通にするのか?
接し方は紳士的といえば紳士的でしたが、頭の中には魔女の宅急便の「紹介されてもいないのに女性に声をかけるなんて失礼よ!」というキキのセリフが思い出されました。
不思議体験ですね…

遠く離れた売り場にいた友人のもとへ行き、ナンパ報告をしたところ「財布とられてんじゃねーの?」お前もか、ブルータス…同じこと考えてたのな


つづく

以前の日本でのナンパ的な声のかけられ方体験はあれはあれであまりナンパ的でない状況だった不思議体験の1つなので今度思い出して書いてみたいと思います。