壊れた鍵で開いた新品のドアは

いともたやすく自分のものとなったけど

どこかで無理にかかってた重圧は

いきなりはじけて僕を襲った


「絶対に行きたくない」

駄々をこねた君をあやしたって

どうなるわけでもないのに


道に捨ててきたなにかを見つけてきたってさぁ・・・


黒い鞄に歌をつめて端から端へつなぐ

どうにか渡ってこれた「これまで」

いつかは過去になる「これから」

どっちもどっちだろう


さよならなんて言ってられないから

言わずにここを出るよ