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福岡県で理学療法士をしてますkenkenです*



近年、技術の進歩に伴い、リハビリテーションの分野でもロボットなどの先端機器を用いた新しいリハビリ方法が増加しています。


本日は、脳卒中を発症され悩まれている方やご家族の皆様へ、解決する1つの手段として「上肢・手の麻痺に対するロボットを用いたリハビリの効果や方法」についてご紹介したいと思います。


ロボットを用いた上肢・手指のリハビリ効果


ロボットを用いた上肢・手のリハビリテーションは、患者の運動機能を改善し、日常生活動作の向上に役立ちます。


この方法は、セラピストによる技術の差や、誰がいつやっても同じようにできる(再現性)、患者が継続的かつ正確な運動を行うことができるため、リハビリの効果が高いとされています。(脳卒中治療ガイドライン2021にて推奨)


また、ロボットは患者の運動範囲や筋力を測定し、個々のニーズに合わせたプログラムを提供することができます。



ロボットを用いた上肢・手指のリハビリ方法


ロボットを用いた上肢・手のリハビリは、専門家の監督のもとで行われます。

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患者はロボットに装着されたデバイスを操作し、特定の動作や運動を練習します。

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この過程で、ロボットは患者の運動をサポートし、正確な動きを促す役割を果たします。

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リハビリの進行状況は定期的に評価され、適切な調整が行われます。



機器の例


・前腕リハビリロボット
Physibo SPTD(オージー技研株式会社)
脳血管疾患などによる前腕回内・回外運動機能障害を持つ方を対象に、電気・振動刺激を併用しながら前腕の自動運動をサポートする装置です。

 



・肩・肘のリハビリロボット
ReoGo®-J (販売終了)
ロボットアームのサポート量を調整し、患者の上肢機能に応じた難易度に合わせてリーチ運動を反復することができます。



・手指リハビリロボット
MELTz(株式会社メルティンMMI)
患者の意図を生体電気信号からAIが判別し、手を動かすAIロボット。機械のアシストによってスムーズな手指運動を支援する


最近のmyトピックス


だいたい、上記のような医療用のロボットについては数百万する高額なものばかりでどこの病院や施設に常備している訳ではありません。


ほかの手段を検討する際に、より初期費用が少なく目的とする「上肢・手指のロボットリハビリができるか」調べてみると、少しずつリーズナブルな種類のものも出てきているようです。



《手指リハビリロボット(YIOCHOS)》



Amazonから家庭用でも3万以下で汎用性が高いものも発売されて嬉しい限りですねニコニコ

さらに期待したいところですびっくりマーク




《手指リハビリ訓練補助ロボット まいリハ》


麻痺が残ってしまった手指にグローブを装着、空気を使い優しく動かすことで、継続したリハビリ訓練を可能にする。価格は13万でリースも対応しているみたいです。



結 論

ロボットを用いた上肢・手のリハビリは、脳卒中後の麻痺に対する効果的な治療法の一つです。


患者の運動機能を改善し、日常生活の質を向上させることが期待されます。


専門家の指導のもとで適切に行われることが重要です。



 以上、本日は「上肢・手の麻痺に対するロボットを用いたリハビリの効果や方法」についてまとめてみましたにっこりキラキラ


皆さんの日常生活に少しでもお役にたてたら光栄です電球気づき


最後までご覧になっていただきありがとうございます^ ^


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