今回は大腸内視鏡検査について書こうと思います。
検査の数日前から下剤を飲み始め前日は検査食を食べて検査にのぞみました。
2022年7月21日
病院へ行き、液体の下剤と持参したペットボトルの水を交互に飲む。
下剤が生ぬるい...アクエリアスのような味。おいしくない
早く体の中の便を出すために立って歩いたり、お腹をのの字になでたりしていました。
だんだんとトイレに行く間隔も短くなり、ほぼ水しか出なくなりました。
トイレの個室から呼び出しボタンを押して看護師さんに便の状態を確認してもらいOKをもらいいよいよ内視鏡検査となりました。
誰よりも早く下剤を飲む部屋を卒業し、一番に大腸内視鏡検査を受けました。
ここまではとっても順調です。
大腸内視鏡検査は初めてでちょっと緊張。
おしり側に穴の空いた不織布パンツに履き替えていざ検査が始まりました。
胃カメラより全然楽~✨
腸の中をひろげてみるための空気みたいなので腸がパンパンになるのだけが辛かった。
仰向け、左、右と体の向きを変えて検査をしていきます。
モニターが正面にあって検査の様子が見えるので、これが盲腸ですよーなどと説明されながらすすんでいきました。
初めて見る自分の盲腸にちょっと感動。
順調ですよ~とすすんでいったのですが、しばらくして、
医師が患者の人数を誰かに確認し、15時からにしてもらってと声をかけている...
ん...これはなにかあったんだなとそこで察しました。
ポリープが見つかりました。この場で切除していきますね。
と言われてみたのが、もこもこっとなったキノコから出血しているようなポリープ。
見た瞬間、
これ...がんだ...
って思いました。
血便は痔の血じゃなくてこのポリープから出血していたんだー!って。
慎重に切除位置を細かく調整され、その場で切除されました。
切除したら出血したのでホッチキスみたいにガチャンと音がするもので止血されました。
その時だけはお腹に響きましたが、切除された瞬間は全く痛くありません。
もう一つポリープが近くにあり、もう一つも切除しました。これはいかにも正統派ポリープの形をしていました。
まだ30代ですよね??
ポリープができやすい人なんだと思います。
と言われました。
切除してからそのポリープを体外へ取り出し、大きさを測定して、病理検査へまわします。
大きい方が1.5cm
小さい方が1.0cm
でした。
はぁ、終わったーと思っていたのに、そのあとも内視鏡を入れられました。
すると取ったはずのポリープっぽいものがまた見える...
???
そのとき、
これが本丸です。
といわれて映し出されたのが...
もう、もっこもこに育ったポリープでしかもさっきのものと比べ物にならないくらいかなりでかい
もう一気にこれはヤバいやつだと思い...
見た瞬間、人生で初めて本気で血の気が引きました。
血の気が引くって本当にあるんですね...
しかもまたそのそばに小さなポリープがあるとのこと。
いくつあるんや...私のポリープ...
医者も大きなポリープを見てこれは...別の施設へ行っての処置...いや取れるか、取れそうだねと看護師に話しかけています。
不安 MAX~~~~~
私の持病の肺高血圧症のこともあるのか先程結構出血したからか、
今日これ以上切除するとリスクがあるかもしれないから、また後日もう一度大腸内視鏡検査での切除をしましょう。
と言われました。
先生、これ、がんですか?
何cmくらいありますか?
と思わず聞きました。
先生からはこれは2cmくらいですかね。大きいですね。
今検査に来られて本当に良かったです。
進行性のものではありませんから大丈夫ですよ。
とだけ言われたような気がします(放心中で遠くに聞こえる)
でも、もうその場で早く取ってもらいたかった。
がんが体の中にあるのに次に切除する期間まで共存しなければならないのが嫌でした。
しかも、また検査に向けて下剤など飲まなれけばならないのが
ようやく検査が終わり、着替えている時に、
カーテン越しにもっと早く検査受ければよかったーって叫んだら、今受けて良かったですよ!って慰められました笑
その後止血の点滴をしました。
血の気が本当にひいていたようで、
血圧は上70台、下40台でした。
朝一の血圧はだいたいこれくらいなのですが、それよりも低かった...
そのあと、医師からの今日の検査の説明がありました。
モニターで検査画像を見ながら確認していきました。
病理検査の結果はまた後日、2週間後にまた内視鏡切除することになりました。
全部で4つのポリープ。
しかも全てS字結腸の部分です。
次回は今回の結果を聞きに行った時の事を書きたいと思います。