この映画は心に痛みを抱えた二人の男 たちの物語でした。 彼の復讐の裏に、隠された衝撃の真 実!



今回、悪役を演じたトニーさんですが、 いきなりの殺人現場を見せられて驚き ました 殺人現場での冷血尚且つ動じる事なく 何度も頭を打ち続けるシーンは (そ の手はラウ監督らしいけど )犯人の心 の動き、過去のことが徐々に暴かれて いく、謎解きのかたちをとってます が、辛い人生のお話でした。

男たちは女性によって真実の愛に目覚 めるのだけど、明暗を分けましたね。

最後は銃声だけでよかったかも…ト ニーさんのあの姿は見たくなかった 落ち込むよ。 ヘイの奥さんが一番気の毒だったかな …。

筋書きよりも、苦悩に満ちた二人の男 の魅力にあふれた映画でした。

ただ内容的にゆるいのが惜しい。
犯人役であるトニー・レオンの冷酷な 瞳の奥にある微かな良心をちょっとし た表情の変化で表現してしまうその演 技力は相変わらずで、冷静で冷ややか な目にドキドキ しました。
メガネ似合ってたなぁ 存在感が違い ますね。

スー・チーの存在が暗い雰囲気を明る い感じにさせてくれて良かったと思う けど!? それから私的にはチャップマン・トウ が…良いですね 彼ちょっと間が抜けててすごくこの作 品ではアクセントになってて良かった と思いません?結構色んなシーンで面 白い事をやってくれたと…ちょい役だ けど、あの雰囲気好きだなぁ(笑)