投稿:2013/01/
姿を消し名を変えた討幕派最強の暗殺者、剣心は不殺の誓いを守り抜けるか

和月伸宏/集英社
2012「るろうに剣心」製作委員会


幕末、討幕派最強の暗殺者として名を轟かせた抜刀斎だが、新政府軍が幕府に勝った日を最後に、その消息を絶っていた。
時は移って明治10年。抜刀斎は緋村剣心(佐藤健)と名を変え、日本中を旅している。

一方、東京では“人斬り抜刀斎”を名乗る男が現れ、手当たり次第に人命を奪っていた。
亡父から受け継いだ神谷活心流の名を語って人を斬る抜刀斎に対し、怒りを募らせた少女・神谷薫(武井咲)は抜刀斎を探す日々を過ごしていた。
和月伸宏/集英社
2012「るろうに剣心」製作委員会

ある日、薫はその男を見つけ、無謀にも立ち向かうが、逆に窮地に陥ってしまう。
そのピンチを救ったのは1人の青年だった。
腕の立つ剣客でありながら、飄々として笑顔を絶やさない彼は緋村剣心と名乗る。
だが、このことがきっかけとなり剣心は、ニセ抜刀斎を名乗っていた鵜堂刃衛(うどう・じんえ/吉川晃司)らに、10年間姿を消していた“人斬り抜刀斎”であることを知られてしまう──。

映画はそんな剣心を中心に進んでいく。鵜堂のほか、かつて剣心を部下にしていた陸軍卿の山県有朋(奥田瑛二)、幕末は宿敵として戦ってきた元新撰組の斎藤一(江口洋介)、巨悪を企んでいる大物実業家の武田観柳(香川照之)。
彼らがみな剣心に対し、再び剣を抜かせようと試みる中、はたして剣心は不殺の誓いを守り抜くことができるのかが、テーマの1つとなっている。

監督:大友啓史
主演佐藤健
武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、綾野剛、須藤元気、田中偉登、奥田瑛二、江口洋介、香川照之

1994年から5年にわたり「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載され、累計発行部数5,000万部を誇る人気漫画を実写映画化。監督は大河ドラマ「龍馬伝」の大友啓史。


時代劇の魅力はやっぱりアクション。

佐藤健は、身長170cmの小柄な身体ならではの軽やかさ、速度を生かして、縦横無尽に動き回っておりました。

見せ場となるアクションも、スピーディで切れ味鋭いアクロバティックな動きは、なかなかの斬新さ!
見応え充分

キャスティングに関しては弥彦が幼すぎないか?
その他
言ってしまえばキリはないが
全体的に
総じて好演をみせており、別段文句はないです。
気持ちよさそうに悪役を演じている香川照之。
さすがの存在感を見せる吉川晃司。

剣心の内心の葛藤とか、剣を握りながら、「不殺」を貫こうとする矛盾とかがしっかり描かれていたのも好感度が高かった。

自然に口からでる「おろ」には(笑)