映画『バクマン。』公式サイトより
漫画*原作者
「バクマン。」映画化ビックリ&嬉しいですが、豪華キャストにもっとビックリしてます。
集英社や「ジャンプ」に加え色んなあのマンガ、このマンガも実名でガンガン出てくるみたいです!楽しみです!私は観ます!
映画化が決まり、とても嬉しいです。映画に出てくる漫画の原稿も描かせてもらったので、原作者というだけでなく、多少制作に関わった一人としても、どういう映像になるか楽しみです。
プロデューサー
僕の人格の80%は、子どもの頃からずっと読んできた漫画で形成されています。だから漫画家を主人公にした映画を、いつか絶対に撮りたいと思っていました。主演のコンビは佐藤くん、神木くんを希望していたのでバッチリのキャスティングです。小学生の時に挫折した漫画家になる夢を最高と秋人に託して、映画「バクマン。」を作ります!!

真城最高(ましろ もりたか)/佐藤健
本作の主人公。漫画の絵を担当。通称サイコー。初登場時の年齢は、中学3年生の14歳。初連載開始時には高校2年生。藍色がかった髪をしており、後頭部からアホ毛が生えている。一人称は「僕」と「俺」が混在している。
平凡な人生を悲観するやや屈折した思考の少年だったが、漫画家の夢を本気で追うようになって実直な性格になる。
今回、この映画の打ち合わせを何度かさせていただいて思ったことは、今まで誰もやったことがないことをやってやろう、今までに見たことのない映画をつくってやろうという気持ちが強いメンバーが集まったなあということです。そんな素晴らしいクリエイティブチームのもとで映画創りができるということを考えると、今から撮影が本当に楽しみです。
日本の漫画、ジャパニメーションの歴史、現実、そして素晴らしさを世界中の人達に伝えられるよう、自分にできることを精一杯やらせていただきます。必ず面白い作品になると思いますので、映画の完成をお待ちください!
高木秋人(たかぎ あきと)/神木隆之介
この物語のもう1人の主人公。サイコーとは中学時代からの付き合いで、作中では漫画のストーリーを担当。
通称シュージン。中学時代のクラスメートからは「シュート」と呼ばれていたが、サイコーは「シュートはかっこいい感じ、サイコーは馬鹿にされてる感じ」とのことからシュージンと呼んでいる。長身茶髪で黒縁の眼鏡をかけている。初登場時の年齢はサイコーと同じく14歳で、初連載開始時には高校2年。音楽好きでヘッドフォンを付けている事が多い。
学校トップの成績を誇るが、絵は非常に下手。
今回、このような素晴らしい作品に参加出来ることを光栄に思います。
僕自身、本当に大好きな原作で、すり減る程読んでいた漫画だったので、とても嬉しいです。 また、今回大根監督と初めてご一緒させて頂けるという事で、僕もとても楽しみですし、大根組の世界観に身を委ねながら楽しく撮影出来たらいいなと思っています。今までにない表現で、あっと驚く作品になると思いますので、期待して頂きたいです

亜豆美保/小松菜奈
本作のメインヒロイン。サイコーの中学時代のクラスメイトで、彼が想いを寄せる少女。
亜豆は自分の意思をしっかり持っているピュアな女の子で、男性がイメージする理想の女性の様に思います。自分で決めた一つの大きな夢に向かって頑張っている姿がとてもまっすぐで、共感しながら演じました。主人公の最高&秋人コンビも、夢に向かって頑張っている姿はすごくかっこいいし、応援したくなります。
亜豆を演じるにあたって「声優」という役柄を演じられるかとても不安で、撮影前に監督へレッスンを希望しました。実際の声優の方にレッスンを受けることが出来たので、撮影時には少しは上達したかなと思います。
また撮影現場では、最高役の佐藤さんが緊張している私に優しく話しかけてくださり、とても安心して楽しんで撮影出来ました。最高と亜豆のピュアで甘酸っぱいシーンも、楽しみにしてください。頑張って演じた作品なので、多くのみなさんに見て頂きたいです。

福田真太/桐谷健太
銀色の長髪で、部屋の中でもニット帽をかぶっている青年。初登場時の年齢は19歳。
高校を出た後、漫画家になる夢を抱いて上京し、夢を実現させるかフリーターで終わるかの「一か八か」の生活環境に自らを追い込んだ中で、アルバイトを掛け持ちしながら『WJ』での連載を目指していたらしい。生活費のためにエイジのアシスタントを長く続けていたこともあり、個性の強い新妻と対等に付き合うことのできる数少ない人物の一人。新妻のアシスタント時代は「自分の方が年上だから」という理由でエイジの事を「新妻くん」(時と場合によって「新妻先生」)と呼んでいたが、自身が連載を開始してからは「新妻師匠」と呼んでいる。
福田は、実は友情とか仲間ということに関して一番思いが強い人間で、同じ道を目指しているライバルであり仲間との友情を強く感じているところが好きです。勢いがあって周りを巻き込んで引っ張っていくエネルギーがあるキャラクターだったので、動物的というか、感覚で入ってやれたので演じていてすごく気持ちが良かったです。漫画を描くところも本番になると少し硬くなったりして、線の感じが難しかったりしたんですけど楽しんで演じれました。みんなとの一体感、グルーヴ感がいい感じでちゃんと映像で表現できていたらいいなと思っています。きっと面白い作品になると思うので、ご期待ください!

平丸一也/新井浩文
『WJ』班長の吉田が担当している異色の漫画家。
極端につり上がった鋭い目をしている、黒い長髪の男性。世の中に対して屁理屈ともいえるアンチテーゼ的な持論を主張し、新妻にさえ「変わってて面白い」と言われるほどの変わり者。良くも悪くも切り替えが早く欲望に忠実で素直な性格である。新妻同様「天才タイプ」の漫画家であるためか本人の心情によって作風などが変化し、ネガティブになる事で面白い漫画のアイディアが浮かぶという特異な思考の持ち主でもある。「TRAP」休載を巡る福田らのボイコットに便乗する形で福田組への仲間入りを果たす。
今までにいろんな原作の映画を、過去にやってきましたが、これだけ原作が好きで、なおかつ一番好きなキャラクターを演じたのは、今回の映画『バクマン。』が初めてでした。平丸は、屈折していてとっつきにくいんだけど、お金や女の子が大好きだったりする意外な面白さがあって、憎めないところが好きです。演じるにあたっては、思い入れが強すぎるので原作に引きずられ過ぎないように心掛けました。映画『バクマン。』は、原作の魅力を余すことなく大根監督が料理してくれて面白い作品になると思いますので、多くの人に観て欲しいです!

中井巧朗/皆川猿時
新妻エイジのアシスタントをしながら連載を目指していた、遅咲きの漫画家。無精ヒゲの生えた肥満体の男性。
12年にも渡って数多くの漫画家のアシスタントを続けていたベテラン。背景画や効果線などを描く技術は一流で、画力・器用さはあるが、反面、オリジナルのストーリーやキャラクターを作ることは苦手で、自作のネームも編集部からはまともに見てもらえず、連載を取る夢はほとんど絶望視されていた。しかし亜城木や新妻、福田らと会ったことで刺激を受け、再び連載を目指す。その後、蒼樹と組んで初めて連載漫画を持つことになる。
中井は、漫画家になる夢を追い続けるアシスタント歴15年の不遇な男です。すごく真面目だし一生懸命なんだけど、まったく報われない感じが好きです(笑)。演じるにあたって、文化系のなよっとした男性をイメージしながら、ちょっと女性的な感じも端々に入れてみました。細かい背景を描くのが得意なキャラなので、ペン入れのシーンは苦労 しました。ちょっと力入れると線が太くなっちゃうし、どんどん手がびちょびちょになっちゃって(笑)。映画『バクマン。』は、夢を追いかける姿を正直に描いたまっすぐな青春映画だと思います。年齢関係なく皆さん楽しめるんじゃないかなと思います。是非ご覧ください!

服部哲/山田孝之
相田班所属の『WJ』編集者。亜城木夢叶の初代及び3代目担当、また秋名愛子の初代担当編集者。
「漫画をヒットさせるかさせないかは博打」という考えを持っており、サイコーからは「当たり」の編集者として見られている。どんな相手にも真摯に対応し、率直で的確なアドバイスを行う上、担当する漫画家と二人三脚で活動していくスタイルを取っていることから、周りからの信頼は厚い。
亜城木の才能には期待を寄せており、非常に熱心な指導を行っている。
服部は、感情がとても静かに、でも大きく変化するキャラクターです。最初、作品を持ち込んできた最高と秋人の二人の作品に対して、編集者として大して思い入れもなく、そっけない冷たい感じになっていますが、そこから徐々に彼らの作品が認められていくことを自分のことのように喜ぶようになっていきます。才能を秘めた二人の漫画家と一緒に成長していく喜びに加え、自分の担当ではない天才漫画家“新妻エイジ”という存在に対するライバル心が服部にもあって、より二人と共に頑張ろうという気持ちを強くしていったんだと思います。演じるにあたっては、感情の変化を物語の序盤から終盤に掛けて表情や口調などで微妙なニュアンスをつけるよう心掛けました。また、実際にジャンプ編集部に見学に行かせてもらって、服部のイメージを持った編集部の方と喋ったり、他の方と喋っている様子を観察するなどして、編集者の目線の置き方や間などを自分なりに参考にしました。今回、面白い原作を、共演してみたかった俳優陣と大根監督と一緒に仕事ができて本当に良かったです。

ジャンプ編集部佐々木編集長/リリー・フランキー
『WJ』編集長。モデルは実際の『WJ』第9代編集長・佐々木尚。
「面白い漫画であれば連載されるのは当たり前」と公言している、「面白さ絶対主義」の持ち主。非常に度量が大きく、連載会議では、候補作品の本数や作者の経歴等に関係なく、たとえ初投稿者の作品であっても、自分が面白いと判断した作品に対しては「あり(新連載の候補にしてもよい)」の判定を下している。しかしその反面、いったん発言したことは原則として撤回しない主義のため、編集部の中にも彼の強硬な方針に不満を持つ者は少なくないようである。サイコーが過労により倒れた時は一方的に休載を迫り、一時期『WJ』編集部で物議をかもしたこともある。
僕が演じた佐々木は、最高と秋人の二人が成長していく過程を、ジャンプの編集長として見守っていく役どころ。実際にジャンプの編集長や編集部の方にもお会いしたときに感じた、独特の「修羅場をくぐり抜けてきた感」というか、どこか血の気が少し抜けているような雰囲気を出せるよう心がけました。それから細かな部分ですけど、編集長だからといって偉そうにしすぎない、かといって軽すぎない、二人に対してあんまり優しすぎないようにとか、演じる上でそのあたりのバランスもなかなか難しかったですね。あと僕は編集部にいるシーンが多いので、なるべく編集会議のところが面白くなればいいなと思いましたね。みんなとワイワイやって悪ふざけが通用するようなシーンって、あそこぐらいしかないんじゃないかと思って(笑)。完成した映画は、原作の魅力をリアルに描き出している作品になっていると思います。

川口たろう/宮藤官九郎
サイコーの叔父(サイコーの父の弟)で、漫画家。
中学生の時に一目惚れした美雪との結婚を望み、少しでも彼女と釣り合う人間になりたいと考え、漫画家になる道を選んだ。その関係はサイコーと亜豆に似たようなものだったが、彼が漫画家として有名になる前に彼女は別の男性と結婚してしまった。
代表作は、アニメ化もされた「超ヒーロー伝説」。しかし、その後はヒット作が出ず、7年間で連載を2作発表したもののすぐに打ち切りとなり、編集部からも戦力外通告(事実上の解雇)を言い渡されていた。
僕、漫画家や作家、あと死んじゃう役が多いんですけど、そういう意味では今回、得意中の得意の役どころだったので、いかに生命力の無さの引き出しをいっぱい持っているかを見せたいなと思って演じました(笑)。漫画家役は、2度目なんですけど、漫画を描く手元は違う人がやるんだろなって思っていたんですけど、基本は自分で描くという事だったので、練習はすごくやりましたね。撮影現場では、漫画家役を演じるよりも、漫画をひたすら一生懸命描いている時の方が、きっとより漫画家に見えているんだろうなと思って、なるべく今本番だとか意識しないように心掛けて演じてました。川口たろうという人は、不器用な感じで漫画しかないままの一生だったんですけど、自分なりの美学を持って生きていた人なんだろうと思います。漫画家も作家も、物を作っていくという所では共通する部分があるので、演じていてそういうところは好きでしたし、自分でもそうありたいなって思います。映画『バクマン。』是非、ご覧ください!!

新妻エイジ/染谷将太
本作の裏主人公。『WJ』で10年に1人の逸材と言われている、新鋭の天才漫画家。初登場時は高校1年生で、サイコー達より1学年上。黒のスウェットに羽ぼうきを何枚も背中に刺した格好が特徴。
6歳の時からペンを握っているためその実力は相当なもので、デビュー前から毎月作品の投稿を行っていた。実家は青森県の田舎で、近所に遊び友達がなく、家で漫画を描くことだけが楽しみだったと語っている。佐々木編集長自らがスカウトに訪れた際、連載のために上京する条件として、「自分が『ジャンプ』で一番人気の作家になったら、自分の嫌いな漫画をひとつ終わらせる権限」を要求した。
今回演じる新妻エイジというキャラクターは、掴みどころがなく突拍子もないところが魅力なんですけど、演じるのは本当に難しい役でした。原作のままの感じを残しつつも、エイジのセリフのニュアンスが割りと淡泊で、感情があるようでないような感じなので、猫背でひょこひょこ動いたりしたら面白いかなと思って、監督とも相談しながら新たに作っていった部分もありました。またエイジの演技には、全体的にアクションが多いので本当に苦労しましたね。ペン入れのシーンでは、映画の為に作った特殊なペンを途中で回しながら、擬音を発して、セリフも言わなければならなかったので、結構難しかったですね。擬音はボイスパーカッションと言われましたけど。(笑)。CGバトルシーンもあるんですけど、どうなっているのかがすごい楽しみです。人間ドラマは人間ドラマでしっかりとベースにあるんですけど、漫画を描く作業って一見地味だと思われているじゃないですか、それを逆手にとって映像として遊んでいる部分がどれだけ躍動感のあるものになっているのか、本当に作品の完成が楽しみです!!是非、ご期待ください!!
漫画の原作の中でも脳ポイの次に楽しみな作品です。
染谷君は映画続きますね。
神木くんと佐藤くんはるろ剣からのコンビ、意気が合いそうですね。
実はジャンプの方は見てませんでした。
デスノートの雰囲気が強くて、極普通の内容な気がしてインパクトがなく、つまらなそう、と勝手に判断!
ある日を娘&息子が録画していたアニメを見ていたのを一緒に見たら、結構面白い。
それがバクマンでした。
友情、絆、恋愛、純愛でピュア
映画でも、純愛を貫いて欲しいな
『太陽』の神木くんと古川君との共演楽しみです。
漫画*原作者
「バクマン。」映画化ビックリ&嬉しいですが、豪華キャストにもっとビックリしてます。
集英社や「ジャンプ」に加え色んなあのマンガ、このマンガも実名でガンガン出てくるみたいです!楽しみです!私は観ます!
映画化が決まり、とても嬉しいです。映画に出てくる漫画の原稿も描かせてもらったので、原作者というだけでなく、多少制作に関わった一人としても、どういう映像になるか楽しみです。
プロデューサー
僕の人格の80%は、子どもの頃からずっと読んできた漫画で形成されています。だから漫画家を主人公にした映画を、いつか絶対に撮りたいと思っていました。主演のコンビは佐藤くん、神木くんを希望していたのでバッチリのキャスティングです。小学生の時に挫折した漫画家になる夢を最高と秋人に託して、映画「バクマン。」を作ります!!

真城最高(ましろ もりたか)/佐藤健
本作の主人公。漫画の絵を担当。通称サイコー。初登場時の年齢は、中学3年生の14歳。初連載開始時には高校2年生。藍色がかった髪をしており、後頭部からアホ毛が生えている。一人称は「僕」と「俺」が混在している。
平凡な人生を悲観するやや屈折した思考の少年だったが、漫画家の夢を本気で追うようになって実直な性格になる。
今回、この映画の打ち合わせを何度かさせていただいて思ったことは、今まで誰もやったことがないことをやってやろう、今までに見たことのない映画をつくってやろうという気持ちが強いメンバーが集まったなあということです。そんな素晴らしいクリエイティブチームのもとで映画創りができるということを考えると、今から撮影が本当に楽しみです。
日本の漫画、ジャパニメーションの歴史、現実、そして素晴らしさを世界中の人達に伝えられるよう、自分にできることを精一杯やらせていただきます。必ず面白い作品になると思いますので、映画の完成をお待ちください!
高木秋人(たかぎ あきと)/神木隆之介
この物語のもう1人の主人公。サイコーとは中学時代からの付き合いで、作中では漫画のストーリーを担当。
通称シュージン。中学時代のクラスメートからは「シュート」と呼ばれていたが、サイコーは「シュートはかっこいい感じ、サイコーは馬鹿にされてる感じ」とのことからシュージンと呼んでいる。長身茶髪で黒縁の眼鏡をかけている。初登場時の年齢はサイコーと同じく14歳で、初連載開始時には高校2年。音楽好きでヘッドフォンを付けている事が多い。
学校トップの成績を誇るが、絵は非常に下手。
今回、このような素晴らしい作品に参加出来ることを光栄に思います。
僕自身、本当に大好きな原作で、すり減る程読んでいた漫画だったので、とても嬉しいです。 また、今回大根監督と初めてご一緒させて頂けるという事で、僕もとても楽しみですし、大根組の世界観に身を委ねながら楽しく撮影出来たらいいなと思っています。今までにない表現で、あっと驚く作品になると思いますので、期待して頂きたいです

亜豆美保/小松菜奈
本作のメインヒロイン。サイコーの中学時代のクラスメイトで、彼が想いを寄せる少女。
亜豆は自分の意思をしっかり持っているピュアな女の子で、男性がイメージする理想の女性の様に思います。自分で決めた一つの大きな夢に向かって頑張っている姿がとてもまっすぐで、共感しながら演じました。主人公の最高&秋人コンビも、夢に向かって頑張っている姿はすごくかっこいいし、応援したくなります。
亜豆を演じるにあたって「声優」という役柄を演じられるかとても不安で、撮影前に監督へレッスンを希望しました。実際の声優の方にレッスンを受けることが出来たので、撮影時には少しは上達したかなと思います。
また撮影現場では、最高役の佐藤さんが緊張している私に優しく話しかけてくださり、とても安心して楽しんで撮影出来ました。最高と亜豆のピュアで甘酸っぱいシーンも、楽しみにしてください。頑張って演じた作品なので、多くのみなさんに見て頂きたいです。

福田真太/桐谷健太
銀色の長髪で、部屋の中でもニット帽をかぶっている青年。初登場時の年齢は19歳。
高校を出た後、漫画家になる夢を抱いて上京し、夢を実現させるかフリーターで終わるかの「一か八か」の生活環境に自らを追い込んだ中で、アルバイトを掛け持ちしながら『WJ』での連載を目指していたらしい。生活費のためにエイジのアシスタントを長く続けていたこともあり、個性の強い新妻と対等に付き合うことのできる数少ない人物の一人。新妻のアシスタント時代は「自分の方が年上だから」という理由でエイジの事を「新妻くん」(時と場合によって「新妻先生」)と呼んでいたが、自身が連載を開始してからは「新妻師匠」と呼んでいる。
福田は、実は友情とか仲間ということに関して一番思いが強い人間で、同じ道を目指しているライバルであり仲間との友情を強く感じているところが好きです。勢いがあって周りを巻き込んで引っ張っていくエネルギーがあるキャラクターだったので、動物的というか、感覚で入ってやれたので演じていてすごく気持ちが良かったです。漫画を描くところも本番になると少し硬くなったりして、線の感じが難しかったりしたんですけど楽しんで演じれました。みんなとの一体感、グルーヴ感がいい感じでちゃんと映像で表現できていたらいいなと思っています。きっと面白い作品になると思うので、ご期待ください!

平丸一也/新井浩文
『WJ』班長の吉田が担当している異色の漫画家。
極端につり上がった鋭い目をしている、黒い長髪の男性。世の中に対して屁理屈ともいえるアンチテーゼ的な持論を主張し、新妻にさえ「変わってて面白い」と言われるほどの変わり者。良くも悪くも切り替えが早く欲望に忠実で素直な性格である。新妻同様「天才タイプ」の漫画家であるためか本人の心情によって作風などが変化し、ネガティブになる事で面白い漫画のアイディアが浮かぶという特異な思考の持ち主でもある。「TRAP」休載を巡る福田らのボイコットに便乗する形で福田組への仲間入りを果たす。
今までにいろんな原作の映画を、過去にやってきましたが、これだけ原作が好きで、なおかつ一番好きなキャラクターを演じたのは、今回の映画『バクマン。』が初めてでした。平丸は、屈折していてとっつきにくいんだけど、お金や女の子が大好きだったりする意外な面白さがあって、憎めないところが好きです。演じるにあたっては、思い入れが強すぎるので原作に引きずられ過ぎないように心掛けました。映画『バクマン。』は、原作の魅力を余すことなく大根監督が料理してくれて面白い作品になると思いますので、多くの人に観て欲しいです!

中井巧朗/皆川猿時
新妻エイジのアシスタントをしながら連載を目指していた、遅咲きの漫画家。無精ヒゲの生えた肥満体の男性。
12年にも渡って数多くの漫画家のアシスタントを続けていたベテラン。背景画や効果線などを描く技術は一流で、画力・器用さはあるが、反面、オリジナルのストーリーやキャラクターを作ることは苦手で、自作のネームも編集部からはまともに見てもらえず、連載を取る夢はほとんど絶望視されていた。しかし亜城木や新妻、福田らと会ったことで刺激を受け、再び連載を目指す。その後、蒼樹と組んで初めて連載漫画を持つことになる。
中井は、漫画家になる夢を追い続けるアシスタント歴15年の不遇な男です。すごく真面目だし一生懸命なんだけど、まったく報われない感じが好きです(笑)。演じるにあたって、文化系のなよっとした男性をイメージしながら、ちょっと女性的な感じも端々に入れてみました。細かい背景を描くのが得意なキャラなので、ペン入れのシーンは苦労 しました。ちょっと力入れると線が太くなっちゃうし、どんどん手がびちょびちょになっちゃって(笑)。映画『バクマン。』は、夢を追いかける姿を正直に描いたまっすぐな青春映画だと思います。年齢関係なく皆さん楽しめるんじゃないかなと思います。是非ご覧ください!

服部哲/山田孝之
相田班所属の『WJ』編集者。亜城木夢叶の初代及び3代目担当、また秋名愛子の初代担当編集者。
「漫画をヒットさせるかさせないかは博打」という考えを持っており、サイコーからは「当たり」の編集者として見られている。どんな相手にも真摯に対応し、率直で的確なアドバイスを行う上、担当する漫画家と二人三脚で活動していくスタイルを取っていることから、周りからの信頼は厚い。
亜城木の才能には期待を寄せており、非常に熱心な指導を行っている。
服部は、感情がとても静かに、でも大きく変化するキャラクターです。最初、作品を持ち込んできた最高と秋人の二人の作品に対して、編集者として大して思い入れもなく、そっけない冷たい感じになっていますが、そこから徐々に彼らの作品が認められていくことを自分のことのように喜ぶようになっていきます。才能を秘めた二人の漫画家と一緒に成長していく喜びに加え、自分の担当ではない天才漫画家“新妻エイジ”という存在に対するライバル心が服部にもあって、より二人と共に頑張ろうという気持ちを強くしていったんだと思います。演じるにあたっては、感情の変化を物語の序盤から終盤に掛けて表情や口調などで微妙なニュアンスをつけるよう心掛けました。また、実際にジャンプ編集部に見学に行かせてもらって、服部のイメージを持った編集部の方と喋ったり、他の方と喋っている様子を観察するなどして、編集者の目線の置き方や間などを自分なりに参考にしました。今回、面白い原作を、共演してみたかった俳優陣と大根監督と一緒に仕事ができて本当に良かったです。

ジャンプ編集部佐々木編集長/リリー・フランキー
『WJ』編集長。モデルは実際の『WJ』第9代編集長・佐々木尚。
「面白い漫画であれば連載されるのは当たり前」と公言している、「面白さ絶対主義」の持ち主。非常に度量が大きく、連載会議では、候補作品の本数や作者の経歴等に関係なく、たとえ初投稿者の作品であっても、自分が面白いと判断した作品に対しては「あり(新連載の候補にしてもよい)」の判定を下している。しかしその反面、いったん発言したことは原則として撤回しない主義のため、編集部の中にも彼の強硬な方針に不満を持つ者は少なくないようである。サイコーが過労により倒れた時は一方的に休載を迫り、一時期『WJ』編集部で物議をかもしたこともある。
僕が演じた佐々木は、最高と秋人の二人が成長していく過程を、ジャンプの編集長として見守っていく役どころ。実際にジャンプの編集長や編集部の方にもお会いしたときに感じた、独特の「修羅場をくぐり抜けてきた感」というか、どこか血の気が少し抜けているような雰囲気を出せるよう心がけました。それから細かな部分ですけど、編集長だからといって偉そうにしすぎない、かといって軽すぎない、二人に対してあんまり優しすぎないようにとか、演じる上でそのあたりのバランスもなかなか難しかったですね。あと僕は編集部にいるシーンが多いので、なるべく編集会議のところが面白くなればいいなと思いましたね。みんなとワイワイやって悪ふざけが通用するようなシーンって、あそこぐらいしかないんじゃないかと思って(笑)。完成した映画は、原作の魅力をリアルに描き出している作品になっていると思います。

川口たろう/宮藤官九郎
サイコーの叔父(サイコーの父の弟)で、漫画家。
中学生の時に一目惚れした美雪との結婚を望み、少しでも彼女と釣り合う人間になりたいと考え、漫画家になる道を選んだ。その関係はサイコーと亜豆に似たようなものだったが、彼が漫画家として有名になる前に彼女は別の男性と結婚してしまった。
代表作は、アニメ化もされた「超ヒーロー伝説」。しかし、その後はヒット作が出ず、7年間で連載を2作発表したもののすぐに打ち切りとなり、編集部からも戦力外通告(事実上の解雇)を言い渡されていた。
僕、漫画家や作家、あと死んじゃう役が多いんですけど、そういう意味では今回、得意中の得意の役どころだったので、いかに生命力の無さの引き出しをいっぱい持っているかを見せたいなと思って演じました(笑)。漫画家役は、2度目なんですけど、漫画を描く手元は違う人がやるんだろなって思っていたんですけど、基本は自分で描くという事だったので、練習はすごくやりましたね。撮影現場では、漫画家役を演じるよりも、漫画をひたすら一生懸命描いている時の方が、きっとより漫画家に見えているんだろうなと思って、なるべく今本番だとか意識しないように心掛けて演じてました。川口たろうという人は、不器用な感じで漫画しかないままの一生だったんですけど、自分なりの美学を持って生きていた人なんだろうと思います。漫画家も作家も、物を作っていくという所では共通する部分があるので、演じていてそういうところは好きでしたし、自分でもそうありたいなって思います。映画『バクマン。』是非、ご覧ください!!

新妻エイジ/染谷将太
本作の裏主人公。『WJ』で10年に1人の逸材と言われている、新鋭の天才漫画家。初登場時は高校1年生で、サイコー達より1学年上。黒のスウェットに羽ぼうきを何枚も背中に刺した格好が特徴。
6歳の時からペンを握っているためその実力は相当なもので、デビュー前から毎月作品の投稿を行っていた。実家は青森県の田舎で、近所に遊び友達がなく、家で漫画を描くことだけが楽しみだったと語っている。佐々木編集長自らがスカウトに訪れた際、連載のために上京する条件として、「自分が『ジャンプ』で一番人気の作家になったら、自分の嫌いな漫画をひとつ終わらせる権限」を要求した。
今回演じる新妻エイジというキャラクターは、掴みどころがなく突拍子もないところが魅力なんですけど、演じるのは本当に難しい役でした。原作のままの感じを残しつつも、エイジのセリフのニュアンスが割りと淡泊で、感情があるようでないような感じなので、猫背でひょこひょこ動いたりしたら面白いかなと思って、監督とも相談しながら新たに作っていった部分もありました。またエイジの演技には、全体的にアクションが多いので本当に苦労しましたね。ペン入れのシーンでは、映画の為に作った特殊なペンを途中で回しながら、擬音を発して、セリフも言わなければならなかったので、結構難しかったですね。擬音はボイスパーカッションと言われましたけど。(笑)。CGバトルシーンもあるんですけど、どうなっているのかがすごい楽しみです。人間ドラマは人間ドラマでしっかりとベースにあるんですけど、漫画を描く作業って一見地味だと思われているじゃないですか、それを逆手にとって映像として遊んでいる部分がどれだけ躍動感のあるものになっているのか、本当に作品の完成が楽しみです!!是非、ご期待ください!!
漫画の原作の中でも脳ポイの次に楽しみな作品です。
染谷君は映画続きますね。
神木くんと佐藤くんはるろ剣からのコンビ、意気が合いそうですね。
実はジャンプの方は見てませんでした。
デスノートの雰囲気が強くて、極普通の内容な気がしてインパクトがなく、つまらなそう、と勝手に判断!
ある日を娘&息子が録画していたアニメを見ていたのを一緒に見たら、結構面白い。
それがバクマンでした。
友情、絆、恋愛、純愛でピュア
映画でも、純愛を貫いて欲しいな
『太陽』の神木くんと古川君との共演楽しみです。