半年ぶりに磐梯熱海温泉「守田屋」へ。
客室が全10室のこじんまりした温泉旅館の守田屋。
磐梯熱海温泉は1189年に源頼朝の家臣であった伊東祐永がこの地の領主となり、故郷の伊豆を偲んで磐梯熱海と名付けたと言われてます。開湯は800年前ごろ公家の姫が不治の病にかかり、夢枕に不道明王が「都から東北方面に行き500本目の川岸に霊泉あり」とお告げを受け、これに従いたどり着いた温泉で病は全快したと伝えられている。これに感謝して不道明王を祀ったのが「大峯不動尊」そして街を流れる川を「五百川」。この伝説の由来となっている。
フロントで「べこ」がお出迎え。「赤べこ」「黒べこ」「緑べこ」
夕食の「べこ(牛ステーキ)」が楽しみです。
前菜は「蛍烏賊山葵漬け」「枝豆豆乳寄せ」「蛤木の芽味噌焼き」「白魚東寺揚げ」「蚕豆海老真丈」「笹よもぎ餅」はどれも美味しくいただいました。
御碗は本来なら会津郷土料理の「こづゆ」であるが、苦手と言ったら「鱧のお吸い物」が出てきた。
造理は「阿武隈川のメイプルサーモン」「スズキ」「永遠の海老」が盛られてきた。「永遠の海老」としゃれた名前は正式名称は「マダカスカルエビ」であり、ブラックタイガーの一種、原産地もマダガスカルだそうです。
福島牛のステーキを石焼スタイルで出てきた。わさび醤油と塩でいただく。牛の脂身とわさび醤油は最高にたまらない。モ~たまらない。「べこ」のご利益だ。
台の物は会津産馬肉の「桜鍋」少し味噌を溶かして美味しくいただいました。
焼物は三陸産の「太刀魚と蕗味噌包み焼き」「筍柚庵焼き」とさっぱりと口の中がリセットされました。
蒸し物は「枝豆葛饅頭」「筍、人参、スナップエンドウ」餡かけ
食事の後のデザートは福島産の「苺」と「キャラメルプリン」「デコポン」でおしまい。
どれも美味しく完食しました。一番は「福島牛のステーキ」でしょうか。
超満腹です。温泉でも入りますか。
明日の朝食が楽しみです。