部屋へ帰って旦那さんとゆっくり話した



『よく最後まで立ち会えたね』

『いやぁ、壮絶すぎて下の方はあんまり見れんかった。でも、ホンマによく頑張ったね!!』


確かにね


あの血の飛び散りを見たら自分でも引いたもん






産まれてから『もう二度と出産はいいや』って言ったら助産師さん達に『あはは!でも今回が特別だっただけであなたは安産型よ!』って


ほんまかい!


今回の出産が大変だった理由は赤ちゃんが完全に一番出にくい位置に入ってしまって、降りてこられなくなったみたい

後でもらった紙には

回旋異常

分娩停止


と書いてありました




母体の疲労なのか途中で陣痛が遠のいてしまったらしい



助産師さん達は、『初産でこれはトラウマになるね~。でも、頑張ったね!』


ってすごく褒めてくれた


夕方にはお義父さんとお義母さんが来てくれて、『かわいい』連発ですごく喜んでくれた


頑張って良かった


そして、その日は私の疲労を考慮して母子同室せずに、授乳の時だけ連れてきてもらった


抱っこもするのもドキドキ

おっぱいあげるのもドキドキ



もう可愛くて可愛くて


ずーっと見てられる


ホンマに私が産んだんや~って不思議な感覚


胎動がないし、お腹が軽いし…

何より、夜ご飯食べたときに気持ち悪さが全くなくて、つわりからの開放感がとにかくうれしかった


寝る前に出産を振り返ってみたけど、やっぱり一部記憶がなかったり、あまりに壮絶すぎてリアリティーがない


よく産んだら痛さも忘れるって言うけど、忘れる事はない


陣痛の痛さは忘れられる



でも、長い時間に及んだ吸引からの痛さと恐ろしさは絶対に忘れられない


分娩台に上がってからは6時間位かな?
短い方だと思うけど、中身が濃いかったな




興奮して寝れるかなと思ったけど、三時間おきの授乳の合間に寝れた




出産storyはここまでです

思い描いた出産とは程遠い感じになってしまいましたが、やっぱり我が子は想像以上に可愛くて、愛おしくて、何にも代えられない宝物です




でも、私にはまだまだ試練が待ち受けてました

このあと出産後のお話しへつづきます



長くなって申し訳ないです(;>_<;)












Android携帯からの投稿
パート2の続きです




やっと産めると思ったのに、このあと絶望的な言葉を耳にする




助産師さんが『かなり前から全開なんですけど、向きが…』

『陣痛が遠のいてきてます』



は???




何???



遠のくってなに???



先生がエコーをお腹にあてて赤ちゃんの位置を探る


なんか言ってたけど、専門用語やらで覚えてない


分かったのは赤ちゃんの向きが完全に間違ってて、狭くて降りて来られないと




すぐさま吸引の準備がされる




その間も必死にいきむ



駄目だ…

もう力がない



『もう会えますよ~!!ちょっとお手伝いするからね~』って言われて一瞬で力がみなぎる




胸のボタンが開けられカンガルーケアの準備もされた



あぁついに終わる



会える




そして、吸引の準備が整う

機械を見て一瞬ひるむけど、


『一瞬お手伝いするからね!!すぐ会えるよ!!』の言葉であと少しかと思うと、ホッとした




でも、私のお産はここからでした





ふと冷静に周りを見るとすごい人に囲まれてた


後で数えたら7人か8人…


もう誰が誰なのか…




そして、吸引が始まった


いつの間にか会陰切開




私のいきみに合わせて吸引がされるけど、何度もしても一向に出てこないし、赤ちゃんが遠いからなのか…


もうその頃にはあまりの痛さで、叫んでた



恐怖と痛さ

痛さは陣痛の痛さじゃなく、機械か先生の手が入ってる痛さ


正直陣痛の痛さなんて、この時を思えばなんでもなかった





『今は休んで!!力抜いて!!』って言われるけど、もはや陣痛の波さえ把握出来てない




何度も何度も吸引カップがパカッ!と外れる



その度にまた激痛と飛び散る血液





『出てきてー!!』って叫びながらいきむ





出て来ない




そして助産師さんがお腹を全力で押さえる




周りを囲んだ人達皆が『せーの!!』って声をかけてくれる



何度も何度も…



『息して!!』



『大丈夫!!』


『髪の毛見えてきてるよ!!』


色んな声が響きわたる中、私の体力が限界にきたのか意識が薄れて行くのが分かる



目の前が真っ白になって



さっきまでうるさかった周りの声が聞こえない



旦那さんの『頑張れ』が聞こえない




もういいや、赤ちゃんさえ助かれば





とか思ってたら揺さぶられて我に返る

『私の目を見て!!大丈夫だから!!赤ちゃんもうすぐそこよ!!』って助産師さんに言われる


必死に息を整えて、遠のく意識を必死に保つ


何度も何度も



先生が何かを言って、違うカップが用意される


後で旦那さんに聞いたら大きいのに変えたらしい



もちろん激痛



どんな事が行われてたかは分からないけど、私の感覚としては先生の腕まで入ってるような感覚でした


探り出そうとしてるような




『あぁ駄目だなぁ…』とか『こっちから引張ろうか』とか聞こえてきて



『もうお腹切ってー!!』って叫んだ




そしたら『痛いよね( ; _ ; )でも、切らないよ!!あなたは産めるから!!』って励まされる




じゃなんでそんなに手こずってるの?




赤ちゃんは本当に大丈夫?




その時赤ちゃんの心音の警告音が鳴り響く





『嫌ーー!!早く出してー!!』って叫ぶ


急いで助産師さんが心音を探ると、心音が聞こえてきた

心音を拾う機械がズレただけ



ほっとしたけど、その間にももちろん何度も吸引しつついきんでは繰り返され、お腹を押してた助産師さんも汗だくで、台から転げ落ちるハプニング



『誰か交代して!!』って違う人に交代



先生が『馬乗りになって!!』



もう、みんな必死で出そうとしてくれてる



旦那さんの泣き声が聞こえる




そりゃそうよな

嫁のこんな姿みたくないよね



そして、『あっ!!もう出てくるよ!!最後の力振り絞って!!次で出すから!!』




死んでもいい

と思いながら力いっぱいいきんだ





『頭出たよー!!』





旦那さんが『ホンマや!頑張れ!!』





『もう少しだけ力入れて!』





ズルっとした感覚と共に誕生






すぐ胸に置かれた我が子は温かかった



でも、泣かなくてすぐ処置台へ



鼻から吸引して、無事に『おぎゃー!!!』




この瞬間にやっとホッとした





周りから『よく頑張ったね』って声をかけられ、やっと冷静になって助産師さん達をの顔を見ると泣いてたり、汗だくだったり
、みんな血まみれで…


こんなたくさんの人に協力してもらってたんだ…



なのに、あんなに叫び散らして恥ずかしくなった



旦那さんが臍の緒切ってる間に、胎盤が出され切開した所を縫ってたみたいだけど、もう痛みは何も感じなかった



胎盤はしっかり見せてもらった

『10カ月間ありがとう』



そして、綺麗になった赤ちゃんが胸に



この瞬間 私は初めて泣いた




皆が『思ったより大きかったね~』『この状況でよく下から産まれてきたね~』って


温かくてフニャフニャで大きな声で泣く小さな小さな命


10ヶ月間ひと時も離れず共に過ごしてきた



『ベビくん会いたかったよ』





旦那さんが両家に電話を入れ


お父さんお母さんは飛んできて、私の処置が 終わってから中に入って来てもらった



2人の嬉しそうな顔を見て、またホッとした



2人が帰ってからベビ君は体重測ったりするために連れて行かれて、私は点滴


その時出血が多かったって聞かされた

遠くで話す声が聞こえて『1000は出てる』って


その時は多いのかも分からなかったけど、後で調べたら通常で250らしい



大量出血でした



その時撮った写真は顔が真っ白

分娩着も手にも血がたくさんついてた

自分の返り血を浴びながらのお産



旦那さんは『もう途中から見てられなかった』



確かにちょっとスゴイ光景だったかな






そして、2時間休んで部屋に戻る前にトイレに連れて行かれたけど、オシッコを出す感覚が全く分からず…


そして、着替えて部屋に戻ろうってなったけど、急に音が聞こえなくなってクラクラ


貧血になってしまって助産師さんが『お昼ご飯もここに持って来るから、あと1時間位はゆっくりしてて!』って言われて、旦那さんと話しながら少し食べて、ゆっくりしてから部屋へ帰りました






パート4へ

















飛び散る血に叫び声

明らかに見たり聞いたりした出産と違う



































Android携帯からの投稿
パート1の続きです




ぱっと目が覚めて時計を見たら午前2時



陣痛の痛みで目が覚めたみたい


急いでアプリを起動



7分 6分 5分 5分…

少し耐えてみるも、もう今までの痛みとは全く違って、震える感じで収まった瞬間に急いで旦那さんを起こして

3時に病院へ電話


『半までには行きます!』


また次の波で中断して、収まったら着替えて…


車の中でも必死に耐える



3時20分 病院到着



*ここからはほとんど時計を見てないので、曖昧です




すぐに内診


子宮口7センチ

病室でNSTと点滴(抗生剤?)

波が来る度に横の柵を握り締め、旦那さんがマッサージしてくれる


そして、なぜかここからLDRに移動した記憶が途切れ途切れしかありません


旦那さん曰く、分娩着に着替えて持って行く物を旦那さんに指示して、歩いて向かったそうです


そして、モニターをつけながら陣痛との戦い

震えて声が出だすものの、なんとか呼吸を整えつつ頑張れる

旦那さんと助産師さんが腰や背中を撫でたりマッサージしてくれる



助産師さんが何処かに行くと不安になる


旦那さんは必死にモニターを見ながら、波を把握して腰をマッサージしたり、水をくれたり…


何時間くらいだろうか?
2時間は確実に経っていたと思う



思うように進んでない事に薄々気付く



なんでなん?
何が悪い?


内診するからと一旦旦那さんは外へ



8cmだったか9cmだったか…



そして、『赤ちゃんの位置がまだ高い』と言われてへこむ


とりあえず、オシッコに行きましょうと言われて、『は?今?ムリムリ!』と思ったけど言われるがまま


もちろんトイレの中でももちろん陣痛がくる


壁にしがみついて耐えて、急いでベッドへ


旦那さんがいない事に気がついたけど、聞く余裕もない


そしたら助産師さんが『旦那さんに今のうちに休んでもらってるからね』と言われ、あぁこれは長引くな…と思う


そして、『赤ちゃんを下ろすために四つん這いになりましょう!』と言われベッドにバランスボールのような物が置かれ、それにしがみついて四つん這い

もう、陣痛くるたびに息を吐くのと共に声がもれる

そして汗だく


四つん這いで1時間


まだ赤ちゃんが完全におりてこない



いつまで続くのかと思うと気が遠くなる
この時点で体力は相当消耗していたと思う


助産師さんが旦那さんを呼びにいって、
『人工的に破水させて、赤ちゃんが降りてくるようにします』


もうなんでもいいから早くしてくれ!と思う




そして、破水

お腹の中でポンッて音がしたら、ドバーっと羊水が出る



そして、それからもひたすら耐える


呼吸だけは整えようと必死に息をフーっと長く吐く



耐えて耐えて…


体が震える




頭の上の方で旦那さんのすすり泣く声が聞こえてきて『泣くのはやっ!』って心の中で呟く


初産の私でも、あまり進んで無いことが分かる


『全開です!いきんで!』とか言われるんじゃないの?

まだ?

あと何時間かかる?

今どんな状況なん?

先生はまだ?






時計を何度か見たと思うけど、覚えてない


窓の光りから完全に朝がきてたことだけは覚えてる



そして、助産師さんが代わる


あぁもう交代の時間か…
とか冷静に思う


確か『頑張ってね!!』って声をかけられ、お礼を言った気がする




そして、研修生もここから参加





陣痛がMAXに来てるし、子宮口はほぼ全開なのに、赤ちゃんが降りてこない

何度も何度も内診


赤ちゃんの向きがおかしい


うまく回れてないと



ずっと弱音を吐かずに頑張ってきたけど、ついに『ホンマに産まれるんですか?産める気がせん!!』と言ってしまった



そしたら助産師さんが『そう?私は産まれる気満々やけど?旦那さんもそうやんな?』て笑顔で言った


旦那さんを見たら強く笑顔で頷いた



頑張ろう



そこからどんなに頑張っても状況が変わらない




もう心が折れかける


そして、『いきめそうならいきんでいいよー!!』と言われるけど、いざいきもうにも上手くいきめない


だんだん分かってくるものの、一向に出てこない



休憩したくても次から次に痛みがきて、勝手にいきむ





そして、ついに先生が呼ばれる




やった!!
ついにこの時が!!



やっと産まれる!?





パート3へ














































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