世界の中心で、愛を叫ぶ
もう何回目の鑑賞か忘れたが、心に残る素晴らしい作品だ。
朔と亜紀の愛に青春の思い出をのせて、しっかりと抱きとめ前に向かう。
懐かしさと愛しさと、儚さと後悔と、思いと愛を知る。
ずっと涙が止まらなかった。
悲しいわけではなく、綺麗で繊細な過去を優しく胸に抱いて、先に進むための涙。

この作品以降、愛しい人を失う作品が増えた。
物語の展開を演出する鉄板だと言わんばかりに。
でもこの作品をちゃんと見て欲しい。
亜紀が死んで悲しいね、でも前向いてこう。そんな物語じゃない。
大人になった朔と律子が亜紀を思い、手を取って本当の愛を知る物語だ。

悲しくなんかない、愛に溢れた作品だ。

この作品に出会えて、本当に良かったと思える、素晴らしい映画だ。

昨日テレビで見ました。
原作未読、事前情報はほとんどなしです。

ただの暇つぶしで見たせいか、先入観なしのためシンプルに面白かった。
テンポよく(CM多いのがウザかったが)演出も的確で主演を活かすことに特化していて丁寧な仕事が見えた。
ストーリーもゴチャゴチャさせず、原作への愛が感じられる良い作品でした。
ブッとんだ話を定番の演出で表現していく。プロの仕事ですね。

昔は興味ありませんでしたが、上戸彩カワイイ
また園子音。
ヒミズに関しては原作の大ファンでした。
そのため不安は大きく今まで避けていたのもそのためです。
漫画原作で奮えたことはありません。
憤慨ばかりです。
ただ園子音。
だからこそ見ました、よかった。
クライマックス等で漫画とは似て非なるものという認識は必要ですが、園子音らしい溢れんばかりの熱量は相変わらずでした。
普通に生きたいと願いながらそれが叶わない住田の苦悩と絶望の果てには何があるのか。
原作通り終わるのかそうでないのか、普通って何か、ありきたりで深い内容をらしく演出していく園子音にやられました。

いい映画でした。

愛のむきだしのあの人もでてます。