手術直後【回想】 | 飼い主のぐぅたら闘病日記

飼い主のぐぅたら闘病日記

元お水のチーママが綴る、
我が家のフェレットを中心としたブログです。
その他、私こと飼い主てんぷらこのお気楽極楽な日常や、
子宮頸癌の闘病生活などをupしております。






手術室から回復室へと向かう途中、母たちといつの間にやら合流。


てか、気付いたら親戚の数増えてたし(笑)
ヾ(゚∀。)ノ


ここでの第一声も、もちろん、あれだよ?(笑)
(*´σー`)


『右腕痛い。』を猛アピール(笑)


ほらっ、こーゆー事はちゃんと言っておかないと、後々、何かあった時には病院側と闘わないといけないわけだからさ(笑)
( *´pq`)





回復室に到着すると、看護師たちの手によって、また身体にたくさんの器具が手際よく取り付けられていく。


足には血栓を防ぐ為のフットポンプ、胸には心電図、指には血中酸素量を測るやつ、そして口には酸素マスクまで!(笑)
⊂⌒~⊃。Д。)⊃

これがね、もうほんとに邪魔(笑)
酸素マスクのくせに息苦しい(笑)


これだけは取りたい…と蚊の鳴くよーな声で、看護師に頼んでみた。

取っても大丈夫だと思うが念の為には一晩だけ付けさせてと、あっさり拒否(笑)
(´・ω・`)





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※写真【術後2日目】より


腕には点滴、背中には麻酔(痛み止め)の管、腹からはドレーンがふたつ垂れ下がり、尿道にはカテーテル。


そして、約20㎝の恥骨から臍上まで切られた痕。
( ´、ゝ`)


全くもって、自分で身体が動かせない。
(*;゚;ж;゚;*)


ダルい。
キツイ。
痛い。
喉乾いた。

頭の中はしつこいくらいに、こればかり。
(*;゚;ж;゚;*)


喋って受け答えしたい気持ちはあるのに、喋る気力が無い。

頷いたり、首を横に振ることしか出来ない。
(´Θ`≡´Θ`)


でも、手術中ずっと待っていてくれた家族や親戚に、心配させたくなかった。


だから、無理して喋る自分。
こんな時にまで気を使う自分。


一種の職業病(笑)
長年、水商売してきたツケだね。
(´_>`)


てんぷらこ『…卵巣は…』
母『残せたよ。』


これが一番めっちゃ嬉しかった。
跳び跳ねて喜びたかったが、無理。
(゚Д。)SINU。


てんぷらこ『…手術、どのくらい…かかった…』
母『6時間半。やっぱり結構かかったね。』

てんぷらこ『今、何時?』
母『19時30分。』


麻酔や覚醒時間を合わせると、約7時間半もかかっていた。





その後、主治医がやって来て、
両卵巣とも残せたこと、
どこにも転移が無かったこと、
を聞かされた。








━ 喜んだのも束の間。

これから地獄が始まるのである。










術後2日目のてんぷらこ


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病院は暑い。
それに加えて、術後何日間か微熱がいた。

お風呂用に持ってきていた、分厚いバーバリーのバスタオルが役に立った。

掛け布団に早変わりっ。
(ノ゚Д゚)ノ





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術後2日目にして初の昼御飯。

ずっとうがいだけだったが、飲水の許可も出た。


重湯
海苔の佃煮
コーンポタージュ
吸い物
牛乳
アイソカル(蜜柑)


産まれて初めて口にした、重湯。

この時、この世でこれが一番うまい!と思った。

きっと、こんな状態だったからだね(笑)





***************


手術して、回復して、短期間で排尿訓練をクリアして、いっぱい頑張ったから、自分の身体をたくさん褒めてあげてって、主治医が(泣)
(つД≦。)涙


めっちゃ泣けた。


ほんとに良くやった。

文句も言わず、愚痴も言わず、乗り越えた。

偉いよ。

いっぱい頑張ったね。

生きてるよ。

これからも一緒に生きていこう。

いっぱい長生きしよ。

未来はきっと明るいぜっ!
(*`ω´*)


※2011.11.25
【術後14日目】の記事より