前回の続きです
旅行2日目は青道邑城(チョンドウプソン)に行って⇒慶山市に移動しました。この日も朝からお天気が良くて青空でした
青道邑城は清道駅・公用バスターミナルから市内バスで約20分、私たちが宿泊したホテルからは車で約15分ほど。
入口には清道邑城の調査の際に発見された清道善政碑郡があります。
↑この石の廃れ具合が時代を感じさせるというか、リアルでいいですね~
朝鮮時代後期の清道の古地図だそうです。うーん・・・見てもわからないですねw
清道邑城は高麗時代に土と石で造られました。1590年に石造りの邑城に建て直し、2年後に完成。その後、日本統治時代に邑城撤去政策によって大部分が取り壊されてしまったそうです。
1995年に慶尚北道記念物第103号に指定、2009年から復元工事中です。
青道邑城の外側の様子です。壁がずっと続いています。
城壁の外側には蓮池があり、蓮の花が満開でした。
家族でお散歩
城壁が丸くなっている部分は「甕城(オンソン)」といって、入口の門を囲うように城壁が丸く建てられています。
屋根のある部分の下が入口です。その手前の城壁が丸くなっているのがわかりますか?
これは敵が門からすぐに進入できないように攻撃を防ぐ役割をしているそうで、高麗時代から見られる建築様式だそうです。水原(スウォン)の華城(ファソン)も同じ形をしているので、見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
入口
入口付近には壁と壁をつなぐ橋がかけられていました。
城壁沿いに歩くことが出来ます。
城壁の上からの眺めです。
城壁の内側には雇馬庁という建物が復元されていました。
青道邑城の駐車場横には韓屋カフェ&野外樹木園があります。
カフェの後方が樹木園(庭)になっていました。
青道邑城とカフェの向かい側には昔、氷を保管していた石氷庫がありました。
1963年に宝物第323号に指定された貴重な遺跡で、韓国で一番最初に造られた石氷庫です。
長さは14.75m、幅5m、高さは地面から約4m。屋根はアーチ型。
石氷庫前に小さな石碑があり、そこに石氷庫を造るための材料や動員人数、建築年数などが刻まれていました。
石氷庫というと慶州にあるものが有名ですが、それ以外のものは今回初めて見ました!
清道邑城はまだ復元途中だったので完成したらまた行ってみたいなぁと思いました。
バスターミナル、駅からも近いので清道に行ったら立ち寄ってみてください~
清道邑城
住所:慶尚北道 青道郡 華陽邑 東上里
アクセス:清道公用バスターミナルから2番のバスに乗車⇒東上里停留所で下車(所要時間約20分)
清道郡文化観光ホームページ:https://tour.cd.go.kr/open.content/ko/(韓国語)
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