先日の続きです。
遊覧船を降りたらお昼ご飯の時間。事前にNAVERで検索をしたものの、清風文化財団地周辺には食事をできるとこを探すことができませんでした。あきらめて船着場でカップラーメンでも食べようかとも思いましたが堤川市内に戻るまで我慢することにしました。
船場着から清風文化財団地までは徒歩約10分。観光案内所があったので、まずは帰りの市内までのバスの時間の確認と昼食ができる場所があるか聞いてみました。
案内所から約10分ほどのところに何軒か食堂があるということなので歩いて行ってみました。歩いている人はほとんどいなくて車が通り過ぎていくだけ・・・。本当にあるのかなぁと思いながら進んでいくと派出所や郵便局の看板が見えて、その先に食堂が数軒見えました。
見えたけれど・・・営業中なの?というお店ばかり。営業中の3~4軒の中から感で選んだこのお店に決めました。
「清風文化財食堂(창풍문화재식당)」というお店。
窓から店内が見えず、入口からのぞいて見ると営業中。ドア開けて入ってみるとすでに2~3組が食事をしていました。「よかった・・・」という安心感。
席についてメニューを見てみると食事は2人前からということ。チョングクチャン(청국장 1人前8,000ウォン)とドンドンジュを注文しました。
ぐつぐつと煮えているチョングクチャン!
見るからに美味しそうなチョングクチャンに感動!



出てきたバンチャン(おかず)の数に感動!



チョングクチャンは1人1つで出てくるのかと思ったら少し大きめのトゥッペギ(뚝배기)に入ってガスコンロに乗って出てきました。チョングクチャンの独特の香りがほのかにして食欲をそそります~!
バンチャンも種類が豊富!
これ、何のキムチだと思いますか??
食べるまでは何のキムチだからもわからず、口に入れてみるとサクッとし食感とほのかに甘い香り。食べ慣れた味!
実はリンゴ
のキムチだったのです!韓国に住んで長いですがリンゴのキムチは初めて食べました!!

これ以外のバンチャンもどれも美味しくてほとんど残さず完食しました!
おなかもいっぱいになり、来た道を戻って清風文化財団地を観覧。
入場料金は大人3,000ウォンです。
清風文化財団地は忠州ダムの建設にあたり、水没してしまう地域にあった建物を移転、復元した場所です。国宝2点、地方有形文化財9点、非指定文化財42点と遺物約1,900点などがあります。(参考:韓国観光公社ホームページ)
寒碧楼(한벽루)は宝物第528号に指定されています。1317年に造られ、その後、数回に渡り修復されましたが1972年の大洪水で倒壊、1975年に元の形に復元されました。1985年に忠州ダムの建設によってここに移転されたとのこと。
この他にも水没地域にあった民家や建物などが移転されています。
清風文化財団地の一番高い望月山城への道のりは階段を下りて上って上って・・・と急な階段を上りきると亭子から美しい景色を見ることができます。
登山路
望月山城
この日はPM2.5の影響でかすんでしまっているのが残念ですが、それでも周辺の山々が連なっているのを見ることができました。
堤川市内に戻る時に渡る橋
清風文化財団地から堤川市内まではバスが1時間に1便出ているので、バスの時間に合わせて観覧時間を調節するといいと思います。
清風文化財団地は紅葉が綺麗なことで有名な場所なので、今度は秋にまた行ってみたいなぁと思いました。
清風文化財団地(청풍문화재단지)
住所:忠清北道 堤川市 清風面 清風湖路2048
観覧時間:9:00~18:00
入場料:大人3,000ウォン
アクセス:堤川駅から950番、982番、961番、971番バスに乗車、清風文化財団地停留所で下車、所要時間約40分~1時間
清風文化財団地の隣に観光案内所があるので、バスの時間は再度確認してみてください。
NAVER地図(韓国語) ※クリックすると大きく見えます
丹陽文化観光ホームページ:http://tour.dy21.net/home/(韓国語)
堤川文化観光ホームページ:https://tour.jecheon.go.kr/ktour/index.do(韓国語)
忠清道の記事
堤川文化観光ホームページ:https://tour.jecheon.go.kr/ktour/index.do(韓国語)
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