昨日の続きです。
羅州(ナジュ)でお昼ご飯を食べて、バス(ツアー専用車両)で莞島(ワンド)に向かいました。
莞島沿岸旅客船ターミナルから青山島行きのフェリーに乗りました。
莞島沿岸旅客船ターミナルの外観
旅客ターミナルの内部の様子です。青山島に行くフェリーだけではなく、麗水や済州島に行くフェリーも出航しています。
旅客ターミナルの内部
観光案内所もあります。
観光案内デスク
青山島のパンフレットをもらいました。
韓国語のパンフレット
青山島は春の菜の花が咲く景色が有名で、フォトスポットもありました。
フェリーのチケットは旅行会社が手配してくれました(乗船の確認として事前に名前と生年月日を確認済み)。
チケットはレシートみたいで、上下に分かれていて上は回収用、下は乗客用です。チケットと一緒に身分証明書(外国人の場合はパスポートか外国人登録書)を提示します。チケットの確認が2回あり、いざ乗船です。
車も乗れる大きな船です。船の中は自由席で私たちは早めに乗りこんだので良い席に座れました。
莞島⇒青山島までフェリーで約45分。お天気がイマイチで風も強かったので外には出ずに座って(寝て)いきました。
青山島に到着するとホテル(モーテル)に案内をされて荷物を置いて再集合となりました。
宿泊はフェリーが発着する港から徒歩1分のところにある小さなモーテルです。
食堂の間にあるドア(경인모텔と書かれている)が入り口です。
ガイドの方の説明によると、島のホテルは老朽化していますが、建て直しをすることができずにいる状態(環境的な面からも金銭的な面からも)で、正直良くはないと言われました。
そんな話を聞いていたのである程度、覚悟をしていたので想像していたよりもマシだったというのが正直な感想です。1泊するだけだし、お湯がちゃんと出てトイレに行ければ問題なしと割り切りました(そこまでホテルに関して高級志向ではないので)。
ダブルベットがひとつ、エアコン付き。テレビ、ドライヤー、タオル1人2枚、冷蔵庫とあるものはちゃんとありました。
ホテルの話はここまでにして・・・。
他のツアー客たちと集合して青山島観光スタートです。まず最初に向かったのは青山島で最も有名だと言える映画「ソピョンジェ(서편제)」、ドラマ「春のワルツ(봄의 왈츠)」の撮影場所となったところです。
クリックすると大きく見れます
※歩くコースはこのコースだとは限りません。NAVER地図の検索だとこのコースが表示されました。あくまでも位置関係がわかるように地図を載せました。
ハナロマートの向かい側にあるこの地域名の書かれたオブジェ
青山島には「スローキル」と呼ばれるウォーキングコースが全部で11コースあり、このコースは1コースの一部分にあたります。港(農協ハナロマート)から徒歩約35分。
スローキル1コースの案内表示
最初は海沿いを歩きました。ちょうど引き潮の時間だでした。
そして小さな村を通りました。
石垣の壁が続く小さな村
スローキルの案内表示
小さな村ですが石垣の塀が入り組んで続いていて迷路の中を歩いているようで楽しかったです。壁に青山島の景色が描かれていた壁画の部分もありました。
視界が開けて山の平面が見えて上り坂が続いるのが見えました。本来なら、ここも菜の花と青麦畑が広がっている場所ですが、今年は少し時期が遅かったようでした。
この写真の上の方に小さく見える家が「春のワルツ」の撮影場所です。
坂を上りきると城郭がありました。1866年に築造されたものを、2010年に復元したそうです。
この城郭の向かい側が映画「ソピョンジェ」の撮影場所です。
ここから道沿いに進むと先ほど見えた「春のワルツ」の家があります。
主人公のパネル
さらにはイ・ドンウク&キム・ソナ主演ドラマ「女の香り(여인의 향기)」の撮影が行われた場所もありました。
笑。これ↑は結構微妙・・・w
これもよりももう少し先には、イ・ジョンソク&パク・シネ主演ドラマ「ピノキオ」の撮影が行われた場所があるそうですが時間の関係上、そこまでは行けませんでした。
本当は菜の花が満開である風景を見たくてやって来たのですが、すでに散ってしまっていました(涙)。その代わりにポピーの花が咲いていました。
そしてここから見える海側の景色も美しいことで有名です。・・・が、この日は本当にお天気が悪くて(雨も降ってきました)
海の上に浮いている四角いのはアワビの養殖場だそうです。去年は晴れていたので空も海ももっと青く見えてとてもきれいでした。
ここからは車に乗って島をドライブしました~
池里(지리)海水浴場です。松林が有名だそうです。
さらに車を走らせて、島の東側にあるサンソ村(상서마을)という石垣が美しい村に行きました。
済州島の石垣とはちょっと違った印象でした。済州島の石は溶岩が固まった黒い石(玄武岩かな?)がほとんどですが、ここの石は私たちが良く見るような石(何石と言ったらいいかわかりませんが)が背の高さほどに積まれていました。土などで固めることもなく、石だけで積まれているのが特徴だとか。
ここは2006年12月4日に登録指定文化財弟270号に指定されているそうです。ここも迷路みたいにくねくねとした道が続いていました。
20分くらいでしたがガイドの方の案内で村を駆け足で回りました。
ここを最後にツアーは終了。宿泊場所まで戻りました。夕食は宿泊施設の近くでお刺身を食べました(ツアーに含まれている)。
夕方になって雨が降ってきて、翌朝、乗船予定のフェリーが出発しない可能性があり、始発(6:00)のフェリーに乗ることになりました。宿泊施設の周りには特に何もなく、雨も降っていて夜の散歩をするにも無理があったので、マートでお菓子を買って部屋でゆっくりして早めに就寝しました。
翌朝。5:50にフェリー乗り場の前に集合しました。
曇っていましたが雨は止んで無事に船に乗り込んで莞島まで戻りました。
ツアー最終日は莞島⇒順天に移動して観光をしてソウルに戻りました。
順天の観光に関しては続く~
青山島ホームページ:http://www.cheongsando.co.kr/(韓国語)
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全羅南道文化観光ホームページ:http://www.namdokorea.com/jp/(日本語)
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