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1ヶ月くらい前のことですが、今年も済州オルレウォーキングフェスティバルに参加しました。



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2012年11月07日(水)  済州オルレウォーキングフェスティバルに行ってきました



今回のコースは10月30日(金)は20コース、31日(土)は21コースです。


私は31日(土)の21コースを歩きました。



※イメージはこちらのページ からお借りしました。


21コース  距離:10.1km / 難易度:中 / 所要時間(目安):3~4時間



出発場所は、海女博物館です。博物館の前には特設会場が作られていました。


テントが並び、舞台もありました。




会場図↑

参加の受付を済ませると(事前にホームページで申し込み)、参加者全員がもらえるプレゼントを受け取りました。


プレゼントの中身はこちら↓



マスクパック、チョコレートなどのおかし、イニスフリーの日焼け止め、ペットボトル、オルレ記念スカーフなどが入っていました。


各テントの前には長蛇の列。フェイスペイントの体験ブースや地方自治体が特産物の販売をしていました。




オルレ事務所のブースもあり、オルレグッズの販売もされていました。


オルレのマスコット「カンセ」です。


済州に住んでいる女性の方々がひとつずつ手作りをしたものです。


カンセに使われている布は寄贈された洋服などを再利用したものです。




私もひとつ購入してかばんにつけました鹿毛




公式的な出発時間は9:30ですが、準備ができた人からそれぞれ自分のペースで歩き始めます。


トイレを済ませて、私たちもスタート!


出発して5分。煙燈(ドンサン)というポイント(スタート地点から0.3km)です。進むと遠くに青い海が見えました。




1.2km地点のナッムル畑道です。


済州の石が積まれて石垣に囲まれた畑にはじゃがいもやにんじんが芽を出していました。


青い空と畑の緑のコントラストがとてもきれいでした。






2.7km地点の別防鎮(ビョルバンジン/별방진)です。畑を抜けて海沿いを歩きます。



海沿いを600m進んだ3.3km地点の石多園(ソクダウォン/석다원)というところでイベントがあるとのことで一休み。


20年間オペラの舞台デザイナーとして活動して、済州にやってきたギタリストの公演がありました。



青い海をバックに情熱的なギターの演奏を聞くというのは初めてのこと。


風と波とギターの音、抜けるような青空でリラックスできました。


演奏が終わり、また出発。


済州にも秋が訪れていました。



ススキが風に揺られていました。


馬も青い海の見える場所でご飯中(笑)




海の反対側はいくつもの石垣で囲まれた畑が広く続いていました。




4.8km地点の兎島(トッキソム/토끼섬)で車道から離れて草分け道に入りました。




21コースのちょうど半分5km地点の下道漁村体験村(ハドオチョンチェホムマウル/하도어촌체험마을)に着くと、ここでも演奏会が行われていました。



韓国の伝統楽器であるチャング(写真手前)とウクレレ、キーボードの3人組みのバンドでした。


済州旅行中に出会って結成したバンドだそうです。


済州のことを歌ったオリジナルの曲が愉快で聞いていてとても楽しかったです。


ここ下道海水浴場は挟才海水浴場のように有名な場所ではなく、まだまだ観光地化されていない場所で、夏の海水浴の時期にも比較的、人が少なく静かだそうです。


遠浅の海で、目の前にはこれから上る地尾峰(チミボン/지미봉)が見えました。



太陽の光で海がキラキラと光っているのがとてもキレイでした。


普段は静かな海もこの日はオルレを歩く人たちの列ができていました。



ここの海が本当にきれいでここを離れるのが名残惜しく、海岸沿いでお昼ご飯(お弁当)を食べて人休憩しました。


青空の下、波の音を聞きながらお昼ご飯を食べて再度出発。


海岸沿いを進むと砂浜が途切れ、遊歩道が造られていました。



遊歩道を渡りきると車道があり、その向こう側は湿地地帯になっていて、渡り鳥の姿が見えました。




渡って来た一本道。写真右側が海水浴場、左側が渡り鳥がいた湿地地帯です。




海沿いを離れて、これから21コースのハイライトである地尾峰に向かいます。


スタート地点から6.2km地点。目の前に地尾峰が見えました。



残り3.5kmという案内版がありました。この時はあと3.5kmかぁ、もうすぐだなぁ。と余裕を感じていました。



歩道から山道に入りました。地尾峰がどんどんと近くなりました。




そして7.2km地点に地尾峰の入り口がありました。




Aは地尾峰を上るコース166m、Bは迂回コース1.3km。


もちろんAコースを選択!


166mなんてあっという間だ!なんて余裕だったのが、上り始めたらだんだんと息が上がってきて、ひざが上がらなくなってきました・・・。


166mは距離じゃなくて高さだった!?との疑問を抱きながら、一歩一歩足を進めました。


途中で止まって休憩したらもうそれ以上上れなくなるような気がして、本当にゆっくりですが上り続けました。


後ろから上ってきたオルレ参加者の方が、「下を見ないで前を向いて進もう」「もう少し」と声をかけてくれました。


おじ様方でも途中で止まってしまうような傾斜を女子一人、足を止めることなく進む姿に感動したと「すごいですね(최고예요!)」と声をかけて応援してくれました。


そのおかげであきらめることなく、心臓破りの坂を上りきって頂上に到着しました。


そこで見た景色は、この日一番の絶景でした。





城山日出峰が右側見え(写真1枚目)、左側には牛島が見えました。


写真で、あの時の風景が伝わりきらないのが残念(涙)



 ←クリックすると大きく見えます。(携帯のパノラマ撮影)


途中、声をかけてくれた方は私を抜いて一足先に頂上に着いていて、頂上で顔を合わせたら「チェゴエヨ!」と笑顔で親指を立てて挨拶をしてくれましたグー


カラカラに乾いたのどを水を飲んで潤し、息を整えてから地尾峰を下りました。


上るのも急坂なら、下るのも急坂・・・^^;;




地尾峰を降りるとまた海沿いの道が続きました。ゴールまではあと約1.4kmです。



進行方向には世界遺産の城山日出峰、左後方には牛島、右後方には下り来た地尾峰が見えました。





西日が差し、海風のふく中、ゴールに向けてラストスパート。


ゴールの終達パダン(ジョンダル/종달바당)に到着しました。



10.1kmの道のりを、途中休憩をしながらゆっくりと歩いて約8時間かかって完歩しました喜ぶ


ここからさらに15分ほど歩いたところからスタート地点まで戻るシャトルバスが出発するとのことで、シャトルバスに乗って朝、出発した海女博物館に戻りました。



今回は、半年振りに歩いた済州オルレキルでした。


21コースは初めて歩いたコースだったので、初めて見る景色に感動の連続でした。


車(公共交通)での移動では絶対に見ることのできない済州の美しい景色を見ることのできるオルレ。


まだまだ歩いていないコースがたくさんあるのでまた歩きに行きたいと思います。




済州オルレウォーキングフェスティバル(제주올레걷기축제)


★開催期間:2015年10月30日(金)~10月31日(土)

★出発場所:10月30日(金) 20コーススタート地点 金寧西浦口

        10月31日(土) 21コーススタート地点 海女博物館

★ホームページ:済州オルレ http://www.jejuolle.org/?JP (日本語)

★済州観光公社ホームページ:http://www.jeju-tourism-office.jp/top/ (日本語)


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