公開したばかりの映画「思悼(사도)」を見ました。

NAVER MOVIE : http://movie.naver.com/movie/bi/mi/basic.nhn?code=121922(韓国語)


メインポスター(イメージはこちらのページからお借りました)





主人公はこの2人。




朝鮮第21代の王「英祖(ヨンジョ)(1694-1776)」 
⇒ソン・ガンホ




英祖の息子「思悼(サド)世子(セジャ)(1735~1762)」
⇒ユ・アイン



映画のストーリーは、朝鮮史の中でもとーっても有名な「英祖が息子である思悼を箱に閉じ込めて殺す(死んでしまう)」という朝鮮時代もっとも悲劇的な事件とも言われている内容です。


映画のメイン予告はこちらの動画どうぞ。




勉学を重んじる英祖は、武芸と芸術に秀でた息子・思悼(の行動=勉強しない)を理解することができず、また思悼はそんな自分を理解してくれない父・英祖に対して不満を持ち始め、父息子はだんだんと離れていってしまいます。

王と世子という地位のため、普通の親子でいることができなかった悲劇のストーリーです。


公開したばかりなので、詳しいシーン説明は避けますが・・・

映画を見て思ったのは、朝鮮王室は正気じゃない人が多かったのだなぁ・・・・ということ。

息子を箱に閉じ込めてしまう父親・・・。普通閉じ込める??

そして思悼の場合、英祖の圧迫とストレスにより、ムーダンの世界に閉じこってしまうのですが、うーん。미치지 않고서야 그렇게 할 수 있나...というのが正直な思いでした。

先日見た「ベテラン」に続いてこれもユ・アイン君主演の映画ですが、まったく違う印象でした。(もちろん、現代と朝鮮時代という時代設定もありますが)

でも「カリスマある強烈な印象」といった部分では共通していたかと思います。

ソン・ガンホ氏もさすが・・・の一言。

最近、朝鮮時代の歴史にはまりつつあるので、私的には有名な韓国の歴史を見る(知る)機会となり、面白かったです。

18日(金)に公開し、20日(日)までですでに132万人を動員したというこの秋、超期待の大作です。

お時間のある方はぜひ。私も時間があれば、もう1回見に行こうかなぁと思っています。



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