4月30日に公開になったばかりのビョンビン主演の映画「逆麟(역린)」を見ました。
映画の公式HPはこちら
http://king2014.kr/
(韓国語)
映画のタイトルである「逆麟(역린)」とは・・・
용의 목에서 거꾸로 난 비늘, 즉 임금의 노여움을 이르는 말
龍の首に(他の鱗とは)反対に出た鱗、つまり君主(王)の悔しさを表す言葉
だそうです。
映画の時代背景は、朝鮮時代1777年。
ヒョンビン扮する正祖(정조)は、朝鮮王朝第22代目の王です。
正祖は、歴代の朝鮮の王様のうち、もっともドラマチックな人生を送ったと言われているそうで、これまで正祖を描いたドラマや映画がたくさんあるそうです。
映画の予告でもヒョンビンが
「과인은 사도세자의 아들이다(寡人は思悼世子の息子だ)」
(*寡人=王が自分自身を卑下していう言葉)
という台詞がありますが、この「思悼世子」とは正祖の父であり、朝鮮王朝第22代目の王である英祖(영조)の次男です。
思悼世子は自身の父である英祖によって箱(米びつのような)に閉じ込められて死んでしまいます(餓死)。この時、正祖(ヒョンビン)はわずか11歳だったそうです(1762年)。
その正祖が陰謀によって暗殺されそうになるストーリーです。
公開されたばかりなので、ネタバレ防止のためこれ以上は書きませんが・・・
時代劇だったのでやはり台詞が難しいなぁと思いながら見ていましたが、おもしろかったです。
そして、映画のポスターを見た瞬間から「ヒョンビンは(ジェジュンと同じで)時代劇向けの顔じゃない」と思っていましたが、映画を見てもその印象は変わりませんw
(※誤解をうまないために、ジェジュンもヒョンビンも現代的できれいな印象という意味です
)
映画を見た人たちの評価を見ると賛否両論のようですが、公開初日で29万人を突破したそうで今、人気の映画のひとつです。
ロッテシネマが配給をしているのですが、明洞のロッテシネマの前にはヒョンビンが来た衣装が展示されています。
これは、ヒョンビンファンの方にはたまらないですねぇ~


日本でも公開したらぜひ見てみてください~








