　11月16日、浜松の方広寺に行きました。

　寺のリーフレットの地図には新東名の浜松いなさインターチェンジから８分と記載されていますが、JR浜松駅よりバスで約60分、「奥山方広寺」と記載されているように、「奥山」と言えるような山のなかにあり、住所も「浜松市北区引佐町奥山」です。

　そして、広いです。駐車場で降りてから、渓流を橋で渡って行きます。

　1371(建徳2)年、後醍醐天皇の皇子無文文選禅師によって開創された臨済宗の寺で、本堂は明治38年から大正8年にかけて竣工されたそうですが、間口32ｍ、奥行27ｍのどっしりとした建物です。

　本堂横の庫裏の玄関から靴を脱いで入り、本堂から、一番西側の、無文文選禅師が帰国途上の海で難破の危機に遭った際に海難を救った半僧坊を祀る半僧坊真殿まで、建物内を歩いて見学することができます。

　その玄関です。

　本堂では何かの催しの準備をしていました。

　廊下と、廊下の天井です。

　一番西側の半僧坊真殿です。

　ここまで建物を伝って歩いてくることができるのです。方広寺のホームページに半僧坊についての興味深い記述がありますが、不思議な力を持っていたようです。

　いろいろなところにいろいろなお坊さんがいます。

　販売コーナーがありました。手作りのバッグ、来年の干支の人形、お地蔵さんなどです。

　「涅槃の庭」だそうです。

　有馬朗人先生の句碑がありました。

　振り返りつつ、駐車場へ戻りました。三重塔があります。

　すごいお寺でした。

　浜松の2017年以降、浜松について書いてきました。

浜松の歴史を少し歩く | ここはいいところ (ameblo.jp)

浜松①はままつフラワーパーク‐その２ | ここはいいところ (ameblo.jp)

浜松⑨方広寺