ニッカン見解&展望
冬場強いファントムがV候補/小倉大賞典
トップハンデのコスモファントムがV候補1番手。昨年は中山金杯と中日新聞杯で重賞を2勝を果たした。平均的に速いペースで走れる馬で、好位で流れに乗り、直線でもうひと伸びしてくる。冬場が得意な馬で、今回も体調は良好。ここで重賞3勝目か。2番手はダノンスパシーバ。前走の鳴尾記念は先行策が裏目に出て大敗したが、本来は中団から差してくるタイプ。じっくりと脚をためれば変わり身必至だ。小倉巧者のエクスペディションも好走圏だろう。(大阪日刊スポーツ新聞社 岡本光男)
ロンギングのコース実績信頼/白嶺S
東京ダート4勝のロンギングスターのコース実績を信頼する。ある程度好位につけてしぶとさを発揮するタイプ。昨年春の準オープンでは重賞好走歴もあるスタッドジェルランを下している。切れる脚がない分、2、3走前のように極端な瞬発力勝負になると苦戦するケースもあるが、今回は一応先手を主張する馬がいる。平均的に流れれば大崩れはない。グラヴィテーションが不気味。こちらも東京ダート3勝の実績があるし、久々は苦にしない。前にいる◎を目標にする形なら逆転も視野に入る。マイペースならアストレーションの前残りも怖い。(日刊スポーツ新聞社 高木一成)
2キロ差ならベンチャー逆転だ/すばるS
ダート戦は芝戦に比べて単純な時計比較が意外に有効だと思っています。走破時計そのものはもちろん、上がり3ハロンの時計も。距離を問わず、上がりのしっかりしている馬はいずれ走ると考えています。
今年からダート1200メートル戦となったすばるSは◎マルカベンチャーで勝負する。まず注目すべきは2走前の上がり34秒6という数字。ダートの良馬場ではほぼ究極とも言える数字だろう。なのに3着に敗れているが、これは好位から35秒0の脚で勝った○レディルージュが強すぎたため。ただし、当時と今回、重量が同じのベンチャーに対して、ルージュは2キロ増。ここに逆転の可能性が広がる。
ちなみに、ベンチャーの前走上がりは35秒7。1400メートル戦と2カ月半という間隔の影響だろう。2走目でベスト距離の今回は切れ味全開だ。▲サウンドアクシスの決め手も要注意。(大阪日刊スポーツ新聞社 伊嶋健一郎)
ラクリマがマイル重賞連勝だ/東京新聞杯
マイル路線に矛先を変えてきた4歳勢が中心だ。中でもいち早く菊花賞路線からマイルへの道を進んだマイネルラクリマは、前走京都金杯で結果を出した。ある程度前で運べて長くいい脚を使うタイプで、安定感も備える。今の出来の良さなら連勝のチャンスだ。京都金杯2着のダノンシャークも差はない。前走はスタートで後手を踏んだのが痛かったが、それでも直線の伸びは目立った。中団で流れに乗れば逆転がある。掛かる面のあるフレールジャックは、いかにもマイルで一変がありそうなイメージ。サダムパテックとともに瞬発力勝負で浮上する。(日刊スポーツ新聞社 高木一成)
ブレット今度は末脚爆発だ/きさらぎ賞
目移りする好メンバーがそろい、非常に難解な一戦となった。悩んだ末に、朝日杯FSでも◎を打ったローレルブレットから入る。その前走は好枠と見られた内枠がアダとなり、本来の末脚を発揮しきれなかった。2走前の勝ちっぷりが非常に良く、今回の舞台でも好内容を見せているだけに、反撃を期待する。ワールドエースは外回りで見直す手。ベールドインパクトも素質は互角。(大阪日刊スポーツ新聞社 伊嶋健一郎)