【有馬記念】データ大作戦(4)騎手
有馬記念を分析する「必殺仕分け人」は4日目を迎え、本日のテーマは「騎手」。選りすぐりのトップホースに騎乗するのは、名手ばかりだ。それでも仕分け人はわずかな隙も見逃さない。過去のデータから脱落するのは!? 木曜追い切りのジャガーメイルとペルーサは「調教」から検証する。
〔1〕乗り替わり (初騎乗=4点減、騎乗経験あり=2点減)
激戦で、わずかなミスも命取りになりかねない小回りコースでの大一番。過去10年でまったくの初騎乗で連対した例は4度あるが、やはりクセを知り尽くしたコンビが信頼できる。状態も把握できているので、前走から引き続き騎乗しているほうがいい。初コンビで4点減、過去に騎乗経験がある乗り替わりは2点減とする。
〔2〕年内重賞実績 (当該年の重賞1勝=5点減、2勝=3点減、さらにGI未勝利は1点減、GIは海外、地方交流も含む)
人馬とも絶好調であることが前提条件。連対したのべ20人の騎手のうち、重賞未勝利だった騎手はひとりもいない。20人中、19人が重賞を3勝以上していたことから、重賞勝利数が少ない騎手は減点となる。さらに勢いという点でも、当該年にGI勝ちしているジョッキーが望ましい。四位騎手は今年の重賞勝ちはGIIIマーチS(テスタマッタ)の1勝。実績、経験とも豊富な名手だが、今年に限っては残念ながら減点せざるを得ない。
後藤騎手はGI勝ち(オークス=エリンコート)があるが、重賞は2勝で3点減。
★ジャガーメイル、ペルーサの調教検証
〔1〕中間の調整 (最大5点減)
《中3週》ジャパンC組が該当。レース後10~14日後程度までに時計を出さずにいた馬は2点減となるが、ジャガーメイル、ペルーサとも減点なし。
〔2〕追い切りの動き、騎乗者 (最大10点減)
S、A評価は減点なし。B評価は3点減、C評価は6点減、D評価は9点減とする。また、騎手以外の騎乗者が乗った場合は1点減。
ジャガーメイル、ペルーサとも上々の内容だが、ともにタイムの出やすいポリトラックと芝で追い切られた。全体の時計はオープン馬としては抜群というわけではなく、好調キープと判断して、B評価とした。ペルーサは3点減、調教助手が騎乗のジャガーメイルは4点減。
【4日目の結論】
上位陣に減点はなく、オルフェーヴルが満点をキープ。1点差でブエナビスタ、2点差でヴィクトワールピサが続く順位に変わりはない。木曜追い切りのジャガーメイルはB評価による減点に加え、鞍上の今年の実績が他のジョッキーに比べて見劣るため、2項目合計で10点減。ここで姿を消した。ローズキングダムは4日目が5点減。減点過多となり、脱落扱いとした。