JCダートの両雄は並び立つか
両雄並び立たず、という言葉があるが、ジャパンカップダートにはまさにそのような傾向がある。
大きく施行条件が変わったレースではあるが、過去11回をすべて対象として話を進めさせていただきたい。
過去11回、1番人気馬の成績は[5-3-2-1]。唯一4着以下になったのが第1回のファストフレンドなので、「過去10年」で括ればすべて馬券に絡んでいることになる。
それに対し、2番人気馬はなんと[0-0-0-11]。1頭も馬券に絡んでいない。いまにして思えば過剰人気だった外国馬3頭が含まれているとはいえ、総崩れはひどい。ブルーコンコルドやヴァーミリアンのように他のG1を勝っている馬でも、このジンクスに例外を作ることはできなかった。
ついでに言うと、3番人気馬も[0-1-0-10]でかなりひどい成績。唯一の2着は01年のウイングアローなので、今年仮に1番人気馬が3着以内し、2、3番人気馬がともに4着以下だと、来年のJCダート予想時は「過去10年、1番人気馬はすべて馬券に絡み、2、3番人気馬はすべて馬券圏外に飛んでいる」と書けることになる。
そして仮にこの傾向が生きるとすると、今年の予想をする上でも大変なことになる。
今年のJCダートといえば、トランセンドとエスポワールシチーの一騎討ちムード。当たり前の話だが、両方が1番人気というわけにはいかないので、どちらかが2番人気ということになる。
2頭とも今年のメンバー構成で馬券の対象から外れることはイメージしづらいレベルの実績を持っているが、結果はどうなるだろうか。また、例年の傾向が維持されるとしたら、いわゆる「ヒモ荒れ」の対象となる馬選びが重要ということになる。切る人気馬を正解しても買う馬が間違っていては無意味なので、そこの検討もしっかりしなくてはならない。
(ネット競馬より抜粋)