データでわかる連対馬

マイルCS展望

【レース傾向とデータ】

 1番人気は6連対とまずまずの実績を残していますが

 2番人気は0勝2着2回、3番人気も3連対のみとやや精彩を欠いており

 上位人気の中で信頼に値するのは、1番人気馬だけのようです。


 しかし、実はそれよりも狙って妙味のあるのが4番人気馬で

 【2-3-0-5】と、連対率50%は人気を考えたら立派な成績でしょう。



 とは言っても、やはり人気薄馬の激走が気になるところ。


 ここ3年は2桁人気馬が激走して波乱を演出

 また、過去10年でも8頭もの2桁人気馬が馬券圏内まで達しています。


 この傾向を考えると、超人気薄馬に対しても無闇な軽視は禁物です。


 特に今回のメンバーは、確固たる中心馬不在の群雄割拠状態ですから

 人気に囚われることなく、好走候補馬を探し出す必要があります。


 それに、この馬場状態も考慮に入れておかなくてはならないでしょうか。

【好走データ】

 過去10年で比較的好走率の高いデータを集めてみました。

 ◆ 前走が天皇賞(秋)だった4番人気以内の馬 【4-3-0-6】


 該当馬は連対率50%を少し超える程度ですが

 意外と信頼度が高くなっています。


 ただし、今回は残念ながら該当馬不在です。



【消去データ】

 過去10年で連対例が殆どないというデータを集めてみました。

 ◆ G1戦を除く、前走が10番人気以下だった馬 【0-0-1-15】

 4番ライブコンサートが該当。

 ◆ 前走で3着以下だった3歳馬 【0-0-0-27】

 7番、9番、11番の3頭が該当。


 ◆ 前走が3~4着だった馬 【0-0-0-31】


 7番イモータルヴァース、10番スマイルジャックの2頭が該当。


 ◆ 前走で1.0秒以上負けた馬 【0-0-1-31】


 2番、3番、6番、7番、11番、12番、16番の7頭が該当。



 ◆ G2以上勝ちの実績がない6歳以上馬 【0-0-0-16】


 4番ライブコンサート、14番レインボーペガサスの2頭が該当。



 ◆ 前走が天皇賞(秋)だった5番人気以下の馬 【0-0-1-16】


 前売段階では2番、3番、12番の3頭が該当。



 ◆ 5番人気以下の牝馬 【0-0-0-22】


 前売段階では9番、13番、18番の3頭が該当。



 ◆ 6~9番人気馬 【0-0-1-29】


 前売段階では3番、9番、12番、13番の4頭が該当。



 ◆ 単勝オッズ100倍台以上の馬 【0-0-0-21】


 前売段階では4番ライブコンサート、15番ブリッツェンの2頭が該当。



 以上、今回どのマイナスデータにも該当せず減点ゼロだった馬は

 前売オッズを参照した段階ですと、次の4頭となりました。


 ・1番フィフスペトル

 ・5番エイシンアポロン

 ・8番リアルインパクト

 ・17番リディル



【買えるオッズ】

  ・単勝オッズ帯 ⇒ 7~9倍台(7.0倍~9.9倍)

  ・実績 ⇒ 【2-3-2-5】


 連対率約42%、複勝率約58%と

 この人気の割りに好走率が結構高い、この単勝オッズ1桁台後半の馬。


 3連系馬券でしたら、中心視できる存在と見てよく

 前売段階では3~4番人気の2頭が該当しています。


【買えないオッズ】

  ・単勝オッズ帯 ⇒ 15~19倍台(15.0倍~19.9倍)

  ・実績 ⇒ 【0-0-0-17】


 狙って妙味がありそうなオッズゾーンですが

 これまでオール着外の実績しかない、この単勝10倍台後半の馬。


 ここは問答無用で軽視してもOKなレベルで

 前売段階では8番人気の9番マルセリーナがここに該当。


【コース傾向(京都芝1600メートル)】


 上位人気馬の連対率実績は次の通りです。


  ・1番人気 54.1%

  ・2番人気 34.8%

  ・3番人気 26.3%


 どれも平均値前後からそれ以上の実績を記録しており

 上位人気馬の信頼性はそこそこ高いでしょう。



【今回の結論】

 今回の消去データでは久々に4頭と絞れ、上位人気馬から2桁人気馬まで

 減点ゼロで残った馬は実に多彩な顔ぶれとなりました。


 もちろん、この4頭の組み合わせが今回の本線となりますが

 消去データに引っ掛かってしまった中にも狙ってみたい馬がいます。


 ズバリ、今回の特注馬は18番キョウワジャンヌ。


 この秋は3歳牝馬限定戦とはいえ

 決して適距離とはいえないレースでも堅実に走っており

 今回の距離短縮はかなりの好材料で、ここは大駆けに要注意でしょう。


 好走を続けても人気になりづらい馬ですので、狙って妙味は十二分。


 人気薄牝馬の好走例はほとんどないのですが

 押さえておいて損はありません。


 しかし、同じ3歳牝馬のマルセリーナと比較して

 この秋は2戦ともキョウワジャンヌが大きく先着しているにも関わらず

 ここまで支持に差が出るのですから、人気というのは分からないですね。