ニッカン見解&展望

道悪こなすリフトの勝機到来/修学院S
 土曜メーン修学院Sも上位伯仲のハンデ戦で難しい。ただ、中心はリフトザウイングスですんなり決まった。まず1点は昨年の未勝利勝ちが重馬場だったこと。もちろん、メンバーはまるで違うが、渋った馬場を苦にしないのは確かだ。
 もう1点はここにきての良化度合い。休み明けを2度たたいて、今週は坂路4ハロン50秒6-12秒6の猛時計。本調子と見ていいだろう。ハンデ55キロも手頃で久々の勝機到来だ。
 相手筆頭は道悪適性を加味してメイショウジンム。前走内容も悪くない。ダノンスパシーバは地力上位。(大阪日刊スポーツ新聞社 伊嶋健一郎)

サプレザが最高の結果出す/マイルCS
 3年連続参戦の◎サプレザが混戦を断つ。一昨年がコンマ2秒差3着、昨年がタイム差なしの4着。外国馬の場合は日本の速い馬場への適性が鍵になるが、この馬の場合はもうそこを疑う必要はない。その点ではレーティング上位の▲イモータルヴァースよりも信頼が置ける。前走は58・5キロを背負って、英国G1サンチャリオットSを3連覇。まったく力の衰えを感じさせない。初めて帯同馬をつけるなど調整を工夫してきた今回こそは最高の結果を出せるはず。日本馬では3歳勢が優位に思える。安田記念馬の☆リアルインパクトは当然上位争いになりそうだが、絶対能力ならこれに4戦4勝の○グランプリボスが上か。ひとたたきされての変身が怖い。(日刊スポーツ新聞社 高木一成)

道悪歓迎アポロン充実目立つ/マイルCS
 実力伯仲の難解戦となった。迷いに迷った本命馬は充実度と道悪適性を加味してエイシンアポロンに決めた。もともと2、3歳時にリディルやヴィクトワールピサと好勝負を演じていた素質馬だが、長期休養もあってなかなか真価を発揮できていなかった。が、2走前の毎日王冠で復活への兆しを見せ、前走の富士Sは道悪を苦にせず完勝。この中間はさらに上昇を告げる動きを見せており、戴冠へすべての流れが向いたか。
 当然の強敵はリディル。道悪は未知だが外枠は問題なし。一発なら待望の好枠エーシンフォワードだ。(大阪日刊スポーツ新聞社 伊嶋健一郎)

得意舞台崩れぬセイクリッド◎/福島記念
 セイクリッドバレーが中心だ。とにかく堅実な末脚が武器で、特に左回りが大得意。新潟の芝戦でも過去9戦3勝、2着2回、3着1回と安定しており、ハンデも57キロで落ち着いたなら大崩れは考えられない。逆転を狙うのは中央復帰後に無傷4連勝中のアドマイヤコスモス。まだまだ上を目指せる器だ。(日刊スポーツ新聞社 田中聖二)