ニッカン見解&展望

59キロでもフォワードに◎/スワンS
 マイルCSの前哨戦だけにG1さながらの好メンバーが顔をそろえた。軸馬選びが難解なレースはワクワクするが、本当に悩みに悩み抜いたうえで◎エーシンフォワードで勝負する。
 おそらく今回は人気がない。1つは重量59キロ。春の京王杯SCでも同重量を背負って8着に敗れており、他馬との比較でも酷量に映る。もう1つは外枠。とにかくピンク帽(8枠)がよく当たる馬で今回も8枠16番に入った。さらに休み明けと春の不振。人気を落とす要素が多いのは確かだ。
 しかし、主戦の岩田騎手は「59キロだけ」と話す。他の要素を吹き飛ばすのは目下の仕上がりの良さだ。2週続けて同騎手が騎乗して坂路で1ハロン12秒2、12秒1。とにかく素軽くて鞍上も「いい雰囲気」と笑顔を見せる。出来さえ良ければ、そこは昨年のマイルCS馬だ。重量を克服するだけの地力はある。
 充実するリディルが強敵だろう。サンカルロの決め手も当然上位。本格化気配のフラガラッハが不気味。(大阪日刊スポーツ新聞社 伊嶋健一郎)

条件そろったヒットで軸は堅い/紅葉S
 オープンでも堅実に走っていたヒットジャポットの力が一枚上だ。初の1400メートルでもこなせるとみて前走も◎を打ったが、休み明けもあって追走にやや苦労していた。それでも大外を回って2着だから力は見せた。プレイの逃げならペースは落ち着きそうだが、安定して33秒台の脚を使える馬で瞬発力勝負は歓迎。たたいた上積みとベストのマイル戦に替わることを考えれば軸は堅い。ケニアブラックは、4走前が強い内容。その後は同じコースでも案外なレースが続いたが、リフレッシュした今回は侮れない。キッズニゴウハンの勢いも注目。(日刊スポーツ新聞社 高木一成)

相手楽シュナイダーが勝つ/見附特別
 3歳のシルクシュナイダーに期待する。1000万下では5、3、3着と毎回好走している。新馬、500万下で連勝したように潜在能力は高い。オープン特別の5月昇竜S(8着)でも1番人気に推されていた。もっと早くクラスを卒業していてもおかしくなかったが、やっと軌道に戻った。相手関係は楽になり3勝目をもぎ取る。
 同じく3歳のケイアイカイトも底を見せていない。昇級戦で勝ち馬から0秒4差の3着に粘り、このクラスでやれることを証明。ミッキーオーラは未勝利、500万下を連勝し勢いは一番。(大阪日刊スポーツ新聞社 田中聖二)