菊花賞
追い切り診断!
■栗東■
●【調教S】オルフェーブル
開門直後の馬場状態良好な時間帯に登場しました。ダグ~キャンターを行い、先行する僚馬・トレイルブレイザーを2馬身追い駆ける展開でピッチを上げました。懸念された折り合いも、鞍上との呼吸はピタリと合い、度肝を抜かれたのはラスト2Fのパフォーマンスです。鞍上のGOサインに瞬時に反応し、解き放たれた矢の如くフィニッシュ。僚馬も準OPで調教は動きますが、まさに次元の違う内容には、唯一S級評価を与えられます。
●【調教B】ウインバリアシオン
前走は+18キロの余裕残しで0、4秒秒差の2着。最終追いきりは6馬身先行して2馬身先着でフィニッシュ。まだ若干太さはありますが、前走より確実に素軽いのは事実です。このひと追い切りで絞れれば評価Aに昇格も可能でしょう。
●【調教A】トーセンラー
蛯名騎手がわざわざ美浦から駆けつけて最終追い切りを担当。古馬OPの僚馬を1馬身追い駆ける形で調教スタート。3~4角・手応え抜群の状態で直線に向くと、鞍上のGOサインに瞬時に反応し、最後はキッチリ先着フィニッシュ。ディープインパクト産駒らしい、伸びのあるフォームで絶好調をアピールしました。もちろん、評価Aを与えます。
●【調教B】フレールジャック
1週前追い切りで仕上げている同馬は軽めの最終調整でした。テンションが上がりやすいので、逆に直前調教は軽めの方が同馬向きでしょう。折り合いを欠くこともありませんでしたし、友道師に話を伺うと『枠番次第で逃げも選択枠にある。』と、興味深いことを話していました。この馬の動向には注目です。
●【調教B】サダムパテック
注目されると負けてしまう同馬ですが、実力・実績は一線級でしょう。セントライト記念後は短期放牧でリフレッシュ。その効果で心身共に安定しています。調教では坂路単走でしたが、1週前に仕上げてますので問題ないでしょう。状態は確実に上向いてますし、前走で期待を裏切って人気が落ちれば馬券的に妙味です。
●【調教B】ベルシャザール
坂路合わせで最終追い切りを敢行しました。ラスト2FでGOサインが出ると、僚馬と激しい追い比べです。フィニッシュはキッチリ半馬身先着しましたし、これだけ追えれば状態は問題ないでしょう。テキに話を伺うと『早めのロングスパート』と戦術を披露してくれました。同厩舎のユニバーサルバンク同様に、長く良い脚を使えるのは菊花賞向きと言えるでしょう。
■美浦■
●【調教B】フェイトフルウォー
(栗東調教視察のためVTRで確認)
オルフェーブルと同じ⇒ステゴ×マックイーンですからね。菊花賞では1・2を争う長距離適正のある血統馬でしょうし、ニジンスキーが入っている同馬の方が、血統では妙味あります。
注目の調教ですが、坂路単走です。思ったより控え目の調教でしたが、同馬は今回が初めての関西圏遠征です。陣営はそこを考慮して、細心の注意を払った最終調整だと推測できます。前途の通り、潜在能力は認めますが、調教が弱めな事と輸送が気になりますね。