ニッカン見解&展望

根性あるダローネガ◎/デ杯2歳S

 2歳世代最初のG2戦デイリー杯は◎ダローネガから狙う。中央勢ではただ1頭の2勝馬。それも新馬戦ではのちに小倉2歳Sを勝つエピセアロームを下し、前走は激しいたたき合いを制した。レースセンス、勝負根性が非凡で道悪でも力を発揮できるとみる。
 初騎乗の岩田騎手は追い切りに騎乗して「まだ幼い面もあるけど、力強いフットワーク」と好評価。新種牡馬ダイワメジャー産駒が最初のG2タイトルを手にする。○クラレントは新馬勝ちが大物感ある快勝。▲ゲンテンも好素質だ。(大阪日刊スポーツ新聞社 伊嶋健一郎)

3歳レーヴが復帰戦飾る/アイルランドT 
 良血馬トーセンレーヴが復帰戦を飾る。何としてもダービーに駒を進めたかった春は、青葉賞3着からの連闘でプリンシパルSを制覇。連続東上のきついローテを乗り越えた体力、精神力、そして33秒台の切れ味など、世代屈指の素質の高さを見せた。さすがにダービーは見せ場を作れなかったが、じっくり休んでリフレッシュ。古馬相手でもオープン特別なら胸を張って臨める。53キロは有利で春以上の切れ味を見せる。古馬勢では東京で6勝のトウショウウェイヴの一発が魅力。近走不満もここならリーチザクラウンも大いばりできる。(日刊スポーツ新聞社 高木一成)

ハンデ恵まれたトップモデル◎/雷光特別
 主力の実力が接近していて難解な一戦だが、トップモデルは52キロのハンデがいかにも恵まれた印象を受ける。直線競馬に路線を変更してから1、3着と適性の高さをみせた。昇級戦の前走はスタートで出遅れて3着なら価値はある。今度は勝ち負けだ。
 アフォードは前走で◎に0秒2差先着した。初めての直線競馬だったことを考えれば、上積みは大きい。このコース走るスマートムービー、キングオブベストも差はなく軽視は禁物だ。(日刊スポーツ新聞社 田中聖二)

実績と地力を信頼アパパネ◎/府中牝馬S
 アパパネの実績、地力を信頼する。言わずと知れた昨年の牝馬3冠馬。今春はブエナビスタを破ってヴィクトリアMを制し、安田記念では1番人気(6着)にも支持された。牝馬同士のG3戦なら、57キロを背負っても、休み明けでも負けられない。相手筆頭はたたきつつ調子上昇中のレディアルバローザ。(日刊スポーツ新聞社 高木一成)

ホエール最後の1冠奪い取る/秋華賞
 ホエールキャプチャが本命だ。前哨戦のローズSは桜花賞馬、オークス馬を退けて完勝。ライバル陣が本番に不安を残す走りをする中で、きっちり能力を出した。デビュー以来3着を外していない安定感は世代屈指。積極的に好位につけても折り合えるし、後ろでためれば切れる脚が使える。ごちゃつきやすい京都の内回りでは、この立ち回りのうまさが生きる。外を回らされた桜花賞、雨で前有利な馬場を後方から追い込んだオークスと春2冠の敗戦はともに負けて強し。秋になっても春の強さに陰りの見られなかった◎が、最後の1冠を奪い取る。
 ローズSでは先行策で折り合い面の難しさを見せた桜花賞馬マルセリーナは、大外枠で乗り方が難しくなったとみて▲。オークス馬エリンコートも、まだ良化途上の印象だ。これなら古馬相手の重賞を勝ってきたアヴェンチュラが相手本線になる。(日刊スポーツ新聞社 高木一成)

決して崩れないホエールが堅い軸/秋華賞
 ホエールキャプチャの軸は堅いだろう。デビューから前走まで9戦を消化してオール3着以内。逃げ切りでオルフェーヴルを封じた芙蓉Sもあれば、出遅れながら追い込んだオークス3着など、どんな形になっても崩れないのが強みだ。確かな能力とセンス、闘争本能が備わった好素材で、京都の内回りに舞台が替わっても問題なし。完勝したローズS後はさらに状態を上げており、不安はない。
 対抗はアヴェンチュラ。春クラシックは故障で出走できなかったが、夏の北海道で連勝して間に合った。良血馬の底力は侮れない。(大阪日刊スポーツ新聞社 伊嶋健一郎)