ニッカン見解&展望
アーネスト強気に押し切る/オールカマー
札幌記念を軽い捻挫で回避したアーネストリーだが、仕上げに抜かりはなく評価を下げる必要はない。レコード勝ちした宝塚記念が強いのひと言。初の59キロを背負っても、このメンバー相手では負けられない。道中はシャドウゲイトの2番手か、もしくは自分でハナを切るか。いずれにせよ自在性をフルに生かした強気の競馬で楽々押し切るはず。対抗は好位から切れる脚の使えるカリバーン。東京がベストの印象だが、それでも洋芝の札幌よりは中山の方がいい。3歳馬マイネルラクリマも重量差を生かした上位食い込みがある。(日刊スポーツ新聞社 高木一成)
2冠馬オルフェ態勢整う/神戸新聞杯
◎は2冠馬オルフェーヴルでいい。夏を順調に過ごし、ここを始動目標に調教メニューを消化。初戦から動ける態勢が整った。3着だったきさらぎ賞では上がり33秒2という切れ味も駆使しているが、やはりベストパフォーマンスは前走のダービー。極悪馬場で一瞬にして突き抜けた上がり34秒8の脚は驚異的だった。春よりパワフルさを増し、力のいる阪神で見せる走りが楽しみだ。
逆転があれば札幌の洋芝で古馬を一蹴した○ショウナンマイティか。大駆けなら、今の阪神芝に合うはずの△ナムラオウドウだと思っている。(大阪日刊スポーツ新聞社 伊嶋健一郎)
52キロのリップス逃げ切れる/STV賞
先行力ある3歳牝馬カトルズリップスを狙う。放牧明け、古馬と初対戦だった前走が逃げて0秒2差3着と好内容だった。開催3週目だった当時に比べ、芝は傷みが目立ち差し馬の台頭が増えてきているが、今週は様相が違う。Cコースに替わって内側が覆われたことで、24日は11、12Rが逃げ切りで決着した。内外の有利不利はそう考えなくていい。同型のヴィクトリアローズは抑えの利くタイプで、競り合いはない。休み明け使っての上積みと、52キロを味方に逃げ切る。ハングリージャックは昇級だが現級勝ち実績あり、ここでも上位。(北海道日刊スポーツ新聞社 大滝貴由樹)