ヴィム・ヴェンダース監督が役所広司を主役に迎え、東京を舞台に清掃作業員の男が送る日々を描く。第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、役所が日本人俳優としては『誰も知らない』の柳楽優弥以来19年ぶり2人目となる男優賞を受賞。



東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに淡々とした日々を生きる。
同じ時間に目覚め、同じように支度をし、同じように働いた。その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。

神社の木の木漏れ日のキラキラした美しい瞬間を写真に撮る。

役所広司のほぼ無言の演技がなんか泣けるんです。

無言なのに、表情や間や佇まい、存在感で全てを語ってるんです。役所公司は歳を重ねて、どんどん素敵になっていますね。

心がホッとする温まる映画。見て良かったです。


木漏れ日

木々の葉のすきまから射す日の光

素晴らしい光の遊戯

誰も気にも留めないような当たり前の、些細なでき事が、じつは当たり前のことではなく、いくつもの奇跡が重なってそこにある。