あだ名は場所によって変わった。

最初は小学校の時、「にっしん」と呼ばれていた。

名字の西からだろう。

転校した5年生の二学期、先生が黒板にオレの名前を書いた。

あいにく、担任は出張でいなく、自習だった時、ある男子が黒板のオレの「村」の「寸」を消した。

西木→にしき。これがオレの2番目のあだ名。

すっかり定着した。

でも、彼女には呼ばせなかった。名前で呼んでくれと言った。

社会人になって、某電機メーカーではなぜか「みのるちゃん」と呼ばれた。

気に入ってない名前だったので嫌だった。

結婚する前同棲していた彼女は年下で恥ずかしがり屋だったので名前で呼んでくれず、「おっちゃん」などと呼ばれた。

結婚してもそう呼ばれた。

一番しっくりくるはやっぱり「にしき」だろう。

親友からもそう呼ばれる。

いつまでそう呼ばれるのだろうか。