久しぶりに理容店に行きました。
いつも通り、ビデオを観せてもらいました。
今日は「風立ちぬ」です。
一高、東京大学航空学科で首席を通し、後に零戦(零式戦闘機)を設計した航空技術者、堀越二郎さん、余命幾許もない婚約者菜穂子との生活を通して、時間を超えた生の意味と幸福を求める、堀辰雄さんの小説『風立ちぬ』。
堀辰雄さんは東京大学文学部卒です。
何故、この2人の話がミックスされるのかわかりません
このミックスにより、堀越二郎さんの人生が虚構化されたきらいがあります
フィクションがいけないと言っているのではありません。
でも2つの人生を合成することには抵抗があります。
どちらも台無しにするおそれがあるからです。
現実背景をまったく無視して、機械工学的な美への愛、可憐な少女との愛を描いた読み物、見物(みもの)として鑑賞すれば、まあまあ許せる範囲かも知れませんが、それでもストーリー展開に手抜きを感じます。
一つだけ例を挙げれば、主人公が菜穂子の家庭の使用人の女性に抱いた淡い恋心はどうなってしまったのでしょうか?
菜穂子に「彼女は嫁いだ。子供を2人産んだ。」と言わせてますが、それだけで片づけるのは杜撰すぎです
出身大学が東京大学であることと、墓所が近くであることぐらいしか、堀越二郎さんと堀辰雄さんには共通点はありません。
もう1つあった
苗字に「堀」の文字が含まれる
2つの異なる個性を強引に結びつけて、「いいとこ取り」をしたのでしょうか?
何も考えなければほどほどの作品でしょうが、私みたいに細かく詮索することが好きな人間にとっては、水準以下の作品になってしまいます
鰐淵晴子さん
理容店に関しては、奥さんがいつも、首、肩、前頭部、後頭部を丁寧にマッサージして下さいますので夢見心地になります
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