似て非なる言葉 | T.S.さん捜しブログby nizan

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人生の夢・ロマン・不条理・日常・歌詞などのブログです。別名を「人生の走馬灯ブログ」と名乗りたいと思います。


3つの言葉
A『怪物と戦うときには、自分が怪物とならないよう気を付けなければならない』
B『虎穴に入らずんば虎児を得ず』
C『人を呪わば穴二つ』
について考えてみます。

A、B、C共に、自分が、死を賭けた危険な場所に赴く場合の表現なのですが、その意味するところはまったくと言ってよいほど違います。

Aの『怪物と戦うときには、自分が怪物とならないよう気を付けなければならない』は哲学者ニーチェ(Nietzsche)の言葉です。
ニーチェ(Nietzsche)

もちろん、人間の内面の深い洞察に基づいた言葉ですが、「戦う時にはこのようなことに気を付けなさい」と言う「戦術論、心掛け、戒め」だと思います。

Bの『虎穴に入らずんば虎児を得ず』は「虎児を得るためには危険が待ち受けている。」の意味の他に「虎児を得てきた私は、勇敢にも虎穴に入ったんだよ!!」と言う「自慢話」にさえ聞こえてしまいます。

Cの『人を呪わば穴二つ』は、安倍晴明に代表される「平安時代に活躍した陰陽師(おんみょうじ)が、敵を呪い殺そうとする時、呪い返しの術に遭って、自分も死ぬことを覚悟し、自分と敵の2つ分の墓穴を掘って準備しておいたこと。」に由来することわざ、言いまわしで、正式には「人を呪わば穴二つ掘れ」だそうです。

陰陽師は、古代日本の律令制下の官職の1つで、陰陽五行の思想に基づいた陰陽道によって仕事をする技官ですが、後には本来の律令規定を超えて占術や呪術、祭祀を司るようになった者です。
更に後には、民間の個人的に占いを行う者も表すようになりました。

このCの場合には、「無常感、諦念、悲壮感」を感じさせます。

私の感性による解釈は上記のようなものです。

似たような言葉でも、使われる時代背景、周りの状況、話す人の感性の違い、等により、まったく違った意味合いになります。

だから、言葉は怖いのですあせる
思いがテレパシーで伝わるのが理想かも知れません。

でも、そんなのは、恋愛場面の一部だけかも知れませんあせる