サイドブレーキと助手席の間に
あなたに もらったリラックマのストラップが挟まった。
なぜかひっかかって
とれなくて
千切れそうだった。
するっと入ってしまうのに
こじれて出ていけなくて
千切れそうになって
あなたとの関係みたいだと思った。
千切れないよう
そーっと、そーっと
そしたら
無事にあたしのところへ返ってきた。
少し傷ついたけれど
なんだか愛しくて、嬉しかった。
こんなあたしは、滑稽なのかな。
約束してた、ストラップ
あなたが沢山つけてるストラップ。
少なくなってたけど
あたしのだけははずさないでいてくれてる。
ストラップの数は、浮気心の数とか言うね。
外さないって約束したから。
わかってる。
でも、少しはこの迷信を、支えにしてもいいかな。