~2019年6月~

 

6月4日、母の大腿骨人工骨頭挿入手術が終わりました。

手術は大成功!

ホント良かった…。

 

翌日私は出勤し、昼間妹だけが病院へ行った。

妹の話だと、手術前よりろれつが回っていなく

右手が動かなくなっているとのこと。

素人が見ても分る変化に、病院側は何度言っても対応してくれない。

 

妹がMRIを撮って欲しいとお願いした。

すると驚く答えが返ってきた。

 

『2年ほど前に、ろれつが回らない気がするとMRI撮りに来たけど何でも無かったですよ』と。

 

2年前の話をしてるんじゃない!

今の話をしてるんだ!

 

それでも妹が強くお願いするとやっと撮ってくれたのだが

それはあまりにも残酷な結果だった…。

 

 

 

 

脳梗塞…。

 

 

しかも母の目の前で、大声で話す神経内科の医師。

何故、神経内科の医師が告知をしたのかも疑問。

2年前の話をした医師は、その後1度も母の病室に来ることは無かった。

まぁ、来れないでしょうけどね!

 

母は、私の顔を見ると涙が止まらない。

きっとまた迷惑を掛けてしまうという思いが強いのだろう。

あまりに辛すぎる結果。

 

入院翌日から、ずっと訴えていたのに。

手術前のCTでは、異常なしと言ってたのに。

脳疾患に特化した病院なのに。

 

『のに』しか出て来ない…。

何故、医師も看護師も気付けなかったのか。

何故、家族の声にもっと耳を傾けてくれなかったのか。

後悔しか無かった。

 

私たちも母も、もう一度頑張れるだろうか…。

 

いや、頑張らなければ!

私たち家族の闘いが、また始まる。