~2019年5月31日~

 

救急車で運ばれた先は、隣町の脳疾患に特化した関連施設、労研や老人保健施設、訪問介護センター、リハビリ広域支援センター

地域包括支援センター、グループホーム等

さまざまな関連施設のある大きな病院でした。

 

廊下で待っていると、検査を終えた母が戻り

診察室の中へ呼ばれた。

そして開口一番

 

『お母さんは認知症ですか?』

 

『えっ?』

『普通、これ程のケガだとかなり痛いはずなんですが全く痛がらないので…』

 

ピンときた!

脊髄損傷の影響で、左半身麻痺だが

右側には感覚麻痺がある。

母が良く『触ってるのは分るけど、痛くない』と言っていたのを思い出した。

 

そのことを先生に伝え、そこまでの感覚麻痺だったのかと反省・・・。

病名は

右大腿骨頸部内側骨折

 

また手術…

そしてせっかく頑張って歩けるようになったのに

また1からやりなおし。

 

母がボソッと言った。

 

『もう終わりだ…』

 

それに対して、掛ける言葉を見つけるのが

とても辛かったです…。