太陽王法の会 -10ページ目




『笑み』



笑とは、平等にめぐらして大となす事なりて、これを笑と言うなり。


冠の竹とは等しい事を示すに、作りの形はこれ、しなやかにして、艶やか、若々しいとも示すなり。


字形字義は、ノ字の大なりて、ノ字は、切り開く、めぐらす、払うの三義をもち、大とは、それとひとつと示すなり。


笑みは、等しく、闇を払いて、命を切り開き、明と世界にめぐらしゆくと示すに、大とはこれを示すなり。


すなわち、等しくめぐらして大となすに、笑みの働きを示すなり。


はたまた、等しく払いて、心、明と切り開くに大なるに、笑みとはこれを示すなり。


しかるにまた、笑みこそ、等しく、若々しく、しなやかになす力とこれを教えるなり。


ゆえに、笑みこそ大切になして明と生きよと教えるなり。


これ、施願施心の一とはなると知る事なり。


春、草花等しくして咲くは、笑みこれなり。


すなわち、咲くをまた笑むと示すはこれなり。


春とはゆえに、天地の笑みと言うなり。   


等しく咲くはまた花の妙なり。


花みな等しく笑みて(咲かせて)法教一命と説きて天とゆくなり。


されば人よ、その花一命とあるに等しく咲かせずして道とゆくは悲しき事なり。


命これを覚めて実と咲かせて笑むを知れとは示すなり。


今を一命一心と咲かせて、人命とゆくべし。


常に今咲かせんと思わざれば、いずこにこれ咲かせるなり。


今、これを咲かせて笑みて暮らせと示すなり。


人、笑みて死せる命を生きよ。


死出の旅路に笑みを忘れば、苦界の道の開くなり。


されば、生きるに、正道を生きて、命これを咲かせて、笑える己をつくるべし!


死してゆくに、笑みてゆけるは、天道の幸とはこれを示すなり。


笑って死ねる人間になりなさい。


それには、命を知りて咲かせなくしてはなりません。


命を命と咲かせるからこそ、天道は開けて、神仏に迎えられて、笑みてゆけると知る事なり。



太陽の法嗣


大日    天光子


合掌