『祭と神』
祭とは神と人とが出会う事なりて、ひとつに和合して和楽し、それによりて生活を正常なものに生成発展させ、命を成長育成してゆく事である。
この神との合一こそ神道の第一の道であり、祭はその合一の姿を示す事なのである。
一身宝塔、大宮と化して内性神の坐に神を宿し奉りて、一如一体となして自らが神と帰りゆく、それが祭の境地の最上である。
その身即神と合一に神の国、神の道と入る。
そこに全ては広大無尽とおさまるなり。
そこにおいて、宇宙大道、天道一神と大覚なすは、宗の極とは示すなり。
宗も祭も、ただ神を一とはこれを教えるなり。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌