主たる大日如来の真実4 | 太陽王法の会


『主たる大日如来の真実!4』


一切の声字即ち、音声言語も文字言語も、みな大日如来の光明のあらわれとしてのすがたこれなり!

諸法実相悉く、
ただ声字のみをもって表現するに、その真言をまた大日如来の真実の言語と言うなり。

その声字の親にしてはじめの太陽即ちその光明と生じるところを、『阿』と言うのは、それを示すなり。

さればその
『阿・a』とは、全ての因にして、色にして、
有にして、
法にして、
相にして、
性にして、
体にして、
力にして、
作にして、
その全ての実相、本有の諦と示すなり。

ゆえにまたその『阿』をして、無、
空、
不、と教え、
阿即無の大理をそこに教えるなり。

無とは全ての母にして父!

その
真理光源にして、その光明光源より真理と転らして、まとめて一と輝かすところとそこに示すと知る事なり。

その、
あらわれの全てが『阿』にして、無と阿は一にして、その一の全てが大日如来とそこにまたこれを教えるなり。

ゆえに友よ、
大日如来を『阿』と示してその『阿』を種子として生まれる全てが阿字の子即ち大日如来の子とは教えるなり。

この
『阿・あ・a』を主と申すは、
これのゆえとは知る事なり。

メシアの『ア』は、救世主の『主』とはこれも示し教えるなり。

キリストの主、
大いなる父をアヴァと呼ぶのも、この『阿・ア・a』としての主の光(ヴァ)をそこに教えるなり。

この
『阿・ア・A』主が転じて一切となりそれを示して、ア一メンの大義をそこに示して命の諦を教えるなり。

アッラ一の大義、アウムの大義もまたそこに示して、命と宇宙の原理を教えるなり。

その阿(主)とひとつになした弥陀仏をしてまた、
阿弥陀仏と示して命の諦を教えるなり。

阿字を、
ゆえにそこにおいて無と示し、
無量と示し、
一切の光、
光源これとも教えるなり。

アッラ一アクバルと申して『アッラ一は偉大なり』と申すも、その『ア』としての主とそこと連ねる
一切の命、
一切の世界、
その全てを羅(ラ)と示してそのアッラ一が全てにして一なる神の命、
大いなる命と示して、その偉大を示してそれを教えると知る事なり。

その主はただ阿にして、キリスト教では、その『ア・主』と一如と十字架に連ねる命を教えて、ア一メンと十字を胸の前に切りて自己に合わせて祈りとなすと知る事なり。

この『阿』がゆえに『主』にして、その全てなる太陽たる大日如来と教えるなり。

(大日如来を本来、マハーヴァイローチャナと言い、太陽の神と教えるなり!)


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌