仏教者よ聞きなさい!2 | 太陽王法の会


『院号の正しいすがた!』


戒名院号の院号とは何か!

これを解らず、
これをつけて金と利するは仏者の心に反するなり!

院号と申して、
それは、
なんの院と申すなり!

院と名づくは、
命の完成者の号なりて道の完成者とは言うなり。

院とは、
その命を守り完りたる事なりて、
悟りを究めて自身を道と至らしめて守れる者を示すなり。

これそのまま
一字義と示せば、全てを覚めて全てを守りゆくを完りたる完成者を言うなり。

すなわち、
自身が一寺一院の当体としてふさわしき命と生まれたるをして、
これと号すなり。

その
院号をつけるに、それにふさわしき悟りと至りたかをよくとしるべきなり。

これ金で買うものでもなく、
命と生みて、
命と至る!

命の道と知る事なり。

その院の完とは、ウ冠天蓋の下に元と示して完即元とこれを教えるなり


すなわち、
阿点光明天蓋の下を一となして、元(はじめ)と至ることとは知る事なり


すなわち、
真理と至る事なりて、その命そのものを院と言うなり


ゆえに、
本尊となして一寺一院と建てるにふさわしき人とならずして院号など、真にあらずに、
虚偽の印と言うなり。

その
意義も知らずと、欲に迷いて金で
売ったり、
買ったりするは、神仏をないがしろにする哀れな姿と申すなり。

仏罰、
神罰、
因果応報の報いがあると知るべきなり。

みなみな、
真実の命の世界を知らず神仏の実在を知らぬに、そのような大愚をなすなり。

人は
そのような仏法にあるまじき悪習を無くして正とかえれと言うなり。

命をこそ
命と帰す事こそ、
第一の大切と知る事なり。     

院号を金で
買えると思う者はこれ愚かにして、哀れな者と言うなり。

そんな
こだわりこそ棄てて、命を見よ!

これを数百万円で売るなどと言う者があれば仏教者に非ずと知りなさい


その者、
院号の意味も知らず、また自身もそこと至らぬにそれを売るとは哀れ迷者にして、仏を食い物とする悪道者とは言うなり。

末の因果、
悪趣報いのあるを知らぬ哀れな者と言うなり。

ゆえに衆生よ!

そのような迷者亡者の心をすてて、そこと離れてその迷僧を救いてやれと言うなり。

買う者、
求める者が無ければ、迷いて売る者とてなくなるなり


院号とは、
一命大覚の
称号なりて、
一院一寺、
自身が本尊として建てえる命と至らずして真のならぬと知る事なり。

みな命の道の教えにして、売買の対象にあらずと知る事なり。

仏教僧よ、
ただの葬式仏教者と言われるを恥じとせよ!

そして
全ては我と至り、我と修して、
本来の宗教の命と知りなさい!

その上で、
天下全てを仏教の法と満たしなさい


仏教僧よ、
心あれば、
命が真とあれば、本来の道と帰りて道を開きなさい。

寺を本来の活気あふれる道場とかえして、太陽(卍)の世界にふさわしき命の道場とかえして、光明と輝かしゆきなさい!

それが神仏の世界を生きる者の務めなのであるから。


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌